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アピールポイントがなく、「自己PR」につながらない!どうしよう?

物事は「表裏で一体」である!

ある方向から物を見ると、表である場合は、逆から見れば裏であります。メビウスリング以外は、たいがい表と裏があるのではないでしょうか。物事を判断する際は表と裏を見ると、気付いていなかったことへの気付きや、冷静な結論が導き出せることがあります。

自身でマイナス面と判断していることを「逆転の発想」でプラス面に変える!

筆者は転職歴が多く、一般的に求人への応募の際は不利になるようです。ある採用担当者によると、転職歴が3回以上ある方は、書類選考の段階で不採用にすると言っていました。

「うちの会社もすぐに辞めるのではないか?」また「職場に適応することができない方なのではないか?」「離職することに抵抗を感じないのではないか?」などの不安(リスク)を感じるようです。

こういった採用担当者ばかりではないとは思いますが。筆者は「キャリアコンサルタント」のはしくれですが、この仕事を行っていくにあたっては、転職歴が逆に役立っております。

相談者に仕事の内容を説明する際には、経験したことから「信憑性」の高い情報提供ができるからです。また、それを「アピールポイント」としています。矛先や見方を変える「逆転の発想」をすることにより、「有効」となることがあるということになります。

この考え方から自己のプラス面を見いだし、「自己PR」につなげる!

では、実際に応用してみましょう。よく人から(他者から)、「動作が鈍い!」や「判断が遅い!」などと言われる方がいたとします。これだけ聞くと「マイナス」のイメージとなりそうですが、考え方や見方を変えれば、「動作が丁寧!」や「判断が慎重!」ともとれる可能性があります。

このように、見方や言い回しを変えることにより、マイナス面と思い込んでいたことを、プラス面に変えることができます。それにより、まず自分の「自分からの評価」が変わり、「自信」が持てるようになります。

自信があることは他者にアピールすることができ、「自己をPR」する際の「材料」にできます。今回の記事をまとめますと、

  • 物事には表と裏があり、両方の視点から見て判断すること。
  • 上記によりマイナス面と思っていたことがプラス面に変わる可能性があること。
  • プラス面と思えたことは「自己PR」につながること。

と、なります。簡単に言えば「プラス思考」を持つことともなります。他者にアピールできることを探す以外でも、この考えを常日頃から応用すると、毎日、明るく幸せに生活できますよ!