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職場のおばさんの機敏な動き、力仕事ぶりを見習いましょう!

昔の人はよく働いたと言います。確かに、地方にいた我が家の祖母は、生前、よく畑仕事をしていました。

祖父が病気がちだったせいか、常に畑にいました。自分が働かなくてはいけない…と思っていたのでしょう。

働く高齢者が多い日本

今ほど長寿な時代ではなかったので、60歳くらいで亡くなってしまいましたが、ほぼどこにも出かけず、家と畑の行き来をするような生活でした。

雨の日も、風の日も…嵐の日なんて、畑が心配で外にいられないくらい風が吹いている中仕事をしてしまうくらいでした。そのせいか、腰は信じられないくらいまがってしまって、体のいろいろな所が痛かったようです。

しかし、それは我が家だけではなく、近所のそのくらいの年齢、いやそれ以上の年齢のいわゆる高齢者の方々もそうやって働き続けていました。当たり前なんでしょうねぇ。でも、実は現代もその傾向はあったようです。

現代も実は、日本の65歳以上の高齢者の33パーセント近くが働いています。

韓国に至っては高齢労働者は40パーセント近くに達するようです。逆に、アメリカは20パーセントに満たず、フランスに至っては2パーセントにも届きません。世界で比べても、アジアの高齢者のパワーはすごいと感じます。

働きたくても働けない高齢者

日本は、本当はもっと働きたい高齢者が多い中、不景気な時代になってから、高齢者の職までが減ってしまい、働きたくても働けない現状のようです。

現在、日本の65歳以上の高齢者は3000万人以上、そのうち75歳以上の高齢者が実は1500万人にものぼるようです。

それだけ多くの高齢者がいるわけです。働きたいと思う高齢者はたくさんいるはずです。

うちの近所のとある会社では、パートはほとんどおばさん。それも最高年齢76歳、平均年齢でも、64歳くらいでなりたっているような、そんな会社があるようです。

野菜加工工場なので、仕事内容は、おもに野菜検品、野菜のカット等ですが、立ち仕事で朝から夕方まで…。すごくないですか?体力、筋力、ハンパないですよね。

60歳代のおばさんは、2キロとかの重さの冷凍野菜なんかも普通にガンガン運んでいるようです。

筋肉もすごいらしいです。私なんて、40歳でもへとへとで、65歳まで自分の体がもつか心配なくらいなのに(笑)でも、日々の肉体労働で、体が鍛えられているのかもしれないですよね。一石二鳥ってやつですね!

体力もある高齢者が増えてきている

昔のおばさんも働き者ですごいと思っていたけど…例えば亡くなってしまった私の60歳の祖母と先ほどの話の76歳のおばさんとはもしかしたら同じくらいの体力…いや、それ以上のパワーを持ち合わせているのかもしれません。

日本の高齢化はすすんでいるようですが、寿命が延びている分、体力もある高齢者が増えてきているのではないでしょうか?自分の老後も考えて、もっと高齢者の働ける職場を国には増やしてもらいたいです!