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上司に注意を受けないように自分の身は自分で守りましょう!

上司というものは、会社では常に自分より立場が上です。社長、いや、会長という立場の人間でない限り、誰にも上司というものはいるものです。

自分の仕事以外にも、部下に仕事を指示し、そしてできていないようなら指導する…。なかなか時間もなく、できない人材ならイライラもし、上司という立場になる人は大変です。だからといって、大変だから可哀そう…というわけではありませんよね。だって、一般社員、従業員よりは確実にいいお給料をもらっているはずですからね!

上に立つ人間ですから、仕事はもちろんのこと、人間性も出来上がっている…そう思ってはいけません!私が今まで何社か渡り歩いてきた結果、上司として素晴らしかったと思われるのは…一人しかいませんでした。

その人は、私が高校を卒業して、すぐに就職した先での上司でした。いなかの支社で働いていた私が、いろいろ迷って本社のその上司に相談した結果、彼は会社の改善が必要だと考え、自分の身を支社に置き、単身赴任という形を選んだのでした。部下たちの悩みを真剣に本気で受け止め、自分を犠牲にした上司は後にも先にも彼だけでした。

その後、出会った上司達は別の意味ですごかったです(笑)田舎の個人会社の社長というのは、気性の激しい人が多いのか、それともその人の性格なのか…。客先と大ゲンカになり、警察沙汰になった人もいました。

そんな人だったので、部下のミスの時もそれはそれはおそろしく…。従業員が急に来なくなり辞めていってしまう気持ちもわからないでもありませんでした。普通に辞めるなんて言ったらどんなことになるかと考えたら、それこそ恐ろしい…。

その後の会社の上司は、自分が気に入らないと思った部下、自分に逆らった部下の給料を改ざんし、勝手に給料を減らしてしまうという上司。さらに、会社では冷淡で、誰からも嫌われているのに、出張先では、ものすごくじょう舌で社内の情報までベラベラしゃべるという…まるで二重人格のような上司。なかなか、仕事的にも、人間的にも素晴らしい上司…何ていう人はいません。

ですから、そのような変わった人間性の持ち主たちのいう事はとにかく素直に聞くべきです。最初は、どんな人だともわからないでしょうから、違うと思ったらはっきり言ってしまう人もいるでしょう。理不尽な指示、指導に納得できない人もいるでしょう。しかし、上司は上司。自分よりも上の立場の人間なのです。

最初はまずはその人の人間性をいち早く見抜く事です。変じゃないかとか思っても素直そうな…素直風な返事をしていい部下を演じましょう!そして、その上司はどういう事をいつも言うのか、どういう事をしてもらいたいと考えているのかを読み取るのです。言われる前に先にやる…そうすれば文句を言われる事もお説教をされることもありません。

しかし、上の立場に立つ人は、クセのある人間が多いはず。簡単にはいかないでしょうが…日々訓練です!その状況に慣れ、上司の人間ウォッチングをし、上司の望む部下になるべきです。何か嫌な感じの話かもしれませんが、現実に社会で生きる私の経験からの答えです!参考までに!