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将来性のある優良企業を見抜く力を養う極意【差別化がポイント!】

現在、就活中で様々な業界をまわり、企業研究をされている学生の方は、将来性のある優良企業に就職したい!と思っていることでしょう。しかし、将来性のある優良企業を見抜く力を持っていないと、なかなか理想にピッタリの企業を見つけることはできません。

では、どのような努力をすれば、優良企業を見抜く力を養うことができるのでしょうか?1番大切なことは、それぞれの企業を比較して、販売している商品や一押しのサービスをチェックして、差別化が図られているか確認することです。

なぜ、このような作業が必要なのか?というと、この作業を行うことで、その企業が将来的にも有望なのか?それとも一時的に潤っているだけなのか?を判断することができるのです。例えば今が旬の、テレビCMでも雑誌でも様々なメディアで注目されているサービスや商品があるとします。

当然、その商品やサービスを販売している企業は潤っているし、利益も上がっていることでしょう。しかし、その利益が一時的なものなら、その企業に将来性はないと言えるのです。実際に、一時的には潤っているけれど、数年後には消えている・・・という企業は、過去にいくらでもあるのです。

一昔前に比べると、1つの企業が何か新しい商品やサービスを生み出し、それで成功することができても、それだけで利益を生み続ける期間は短くなっています。なぜなら、次々と新しいサービスや商品が誕生してしまうので、どんなに時間をかけて良い商品やサービスを開発しても、すぐに古くなってしまうのです。

つまり、数年先を見越して、数年後、数十年後も世の中に必要とされるようなサービスや商品を持っている企業じゃないと、将来性のある優良企業とは言えないということです。そういった意味でも、他社との差別化を図ることができるような商品やサービスを持っている企業を選ぶべきなのです。

知名度やブランドだけで企業を選ぶと失敗する!?

知名度やブランドだけで就職する企業を選んでしまうと、失敗するので注意しましょう。なぜ、知名度やブランドだけで就職先を選んではいけないのか?というと、知名度やブランドだけで売り上げを維持している企業は、そのイメージが1つでも悪くなるだけで転落してしまうからです。

知名度やブランドがなくても、本当にクオリティの高い良い商品やサービスを持っている企業なら、どんなピンチに遭遇しても、リストラなどせずに乗り切れてしまうのです。なぜなら、知名度やブランドという表面的な強さではなく、他社が絶対に真似できないような技術力と信念を持っているからです。

そういった意味では、大企業や優良企業にこだわらず、確かな技術と信念を持って本当に良い商品やサービスを提供している中小企業に就職しても、それは賢明な選択と言えるかもしれません。

自分の身の回りにある商品や、よく利用するサービスにどのような企業が関わっているのか?そのルーツを探りながら、自分だけの優良企業を見つけるというのも、1つの素晴らしい手段だと思います。そのようなプロセスで、自分だけの優良企業を見つけることができれば、企業も納得の志望動機を伝えることができるので、採用される確率も高くなるのです。