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転職理由を軽視していませんか?転職理由こそ成功の鍵!?

現在の職場に誰もが多かれ少なかれ、不満を持っていると思います。しかし、短絡的に不満を解消することを転職理由として転職活動をすると、失敗に終わる可能性が非常に高いのです。なぜなら、その不満の多くが、現状の職場で改善できることがほとんどだからです。

転職理由の内容で1番多いのが「人間関係の不具合」です。人間関係が潤滑にいかない原因は、自分にも何%かは必ずあるのです。人間関係は転職先でも、どんな仕事場でも築いていかなければなりません。我慢しなければならないこともたくさんあるわけで、転職したからといって、人間関係が改善されるとは限らないのです。

このような不満で転職をすると、転職先企業でも同じような失敗をする確率が非常に高いのです。逆に、「仕事に見合った給与がほしい」「将来の目的の為に御社でのスキルが必要だ」「どうしても希望の部署につけない」などの前向きな転職理由で転職を希望する方は、成功することが多いのです。

実際に、採用担当者は人間関係などの問題で転職を希望してくる人間を、バッサリと不採用にします。会社にとって不利益な人間を雇うわけがないので、不採用にされてしまうのは当然のことです。

このことは逆に言えば、仮に人間関係のいざこざで転職を希望しても、そのことを絶対に面接で言ってはいけませんし、悟られてもいけません。ほとんどの場合、不採用となってしまうからです。前向きな考えで、スキルアップがしたいなどの、しっかりとした転職理由がない場合は、転職しないほうが得策です。

現状の不満は先輩や上司に相談してみましょう。新卒で入社したのに1年も我慢できずに退職してしまう人は、たいした転職理由もなく衝動に任せて行動してしまう人が多いのです。不満が爆発し、上司と言い合いになったりして勢いで退職してしまえば、その先の人生が狂ってしまうので十分に注意しましょう。