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企業は優秀な人材を必死になって確保しようと努力している!?

あなたは、どのようなことを意識して就職活動をしていますか?少なくとも企業は、あなたを新卒で採用したら、将来的に会社を支えてくれる人材になってくれるという期待を持っています。そうじゃなければ、100万円以上もかかる人件費を先行投資しようとは思わないのです。

企業の意識が高いのに反比例して、就職活動をしている学生さんの意識は低いようです。特に女性の場合は、人生設計の方を優先させる方が多いので、企業に一生貢献してキャリアを掴みたい!という高い意識を持っている人が少ないようです。

企業としても結婚や妊娠と同時に退職してしまい、そのまま復帰してもらえないとなると、今までその人材に投資した分を回収することができなくなってしまうので大きな痛手となるのです。

しかし、まさか退職したいと思っている女性社員を、無理矢理働かせるわけにはいかないのです。女性が就職をする場合、企業の意識と本人の意識のズレが大きな壁として存在するケースが多いのです。

人生設計ばかりに気をとられると墓穴を掘る

確かに、女性にとって結婚、妊娠、子育てなどのイベントは、大好きな仕事よりも価値のあることかもしれません。

結婚して子どもができる前は、「仕事が1番!仕事をしている時が1番幸せ♪」と感じるキャリアウーマンが多いのに、いざ、子どもができてしまうと、すべての感情が子どもにいってしまい、仕事に対する執着が嘘みたいになくなってしまうのです。しかし、そのような感情にでもならなければ子育てをこなすことは難しいのです。

子育ては仕事に負けないくらい大変な作業だからです。まして、仕事を辞めずに家庭と両立するような場合は、企業はもちろん夫の協力も必要となってくることでしょう。そういった意味では、産休や育休がしっかりともらえて有給率も高い企業を選ぶというのも正しい考え方だと思います。

しかし、将来のイベントのことばかり気にかけて、支援制度の手厚い企業ばかり選んでしまえば、自分が本当にやりたい仕事を見失ってしまう危険性が出てくるのです。

退職するのは、あまりにも惜しい優秀な女性社員

最近では、企業が手放したくない!と思う優秀な女性社員が増えてきました。責任のある仕事を女性でも任せてもらえるようになり、管理職の女性も増えてきたことが大きく影響していると思われます。実際に女性の力を認めて男性と同じようなチャンスを与えることで、男性よりも期待以上の結果を出せる女性が非常に多いということです。

しかし、そのような女性もいつかは結婚して妊娠、出産、育児という時期を迎えます。その時に退職されてしまうと、企業にとっては大きな痛手となってしまうのです。退職してしまわないように手厚い支援制度が用意されているのです。

長く働けば良いというわけではない!

サービス残業、休日出勤など、長時間労働をすれば良いというわけではなく、肝心なのは仕事の質です。10時間仕事をしても5時間分の結果しか出せないようなら、5時間で結果を出せる優秀な社員を確保して、結果が出せない社員は切り捨てたほうが、企業にとっては何倍もメリットがあるのです。

短時間で結果が出せる優秀な社員は、余った時間を自分の趣味や家族のための時間や、スキルアップの時間に使うことができるのです。特に女性はこのような時間の使い方が非常に上手です。そのような女性の上司を持った部下も、時間の使い方が上手くなるのです。

効率よく合理的に働くことができる優秀な女性社員を、企業が手放すわけがないのです。つまり、時間の使い方がうまく限られた時間で結果を出せる女性社員は、どの企業でも欲しがられるほど需要があるということです。

これから就職先を選ぶ女子学生たちは、人生設計だけではなく、その仕事が今後、何十年も続けるに値する仕事なのか、しっかりと検討した上で最終決断を下すようにしましょう。