仕事を趣味にしたい人必見、こんな人に自営業は向いています
長引く不況のせいか、雇用環境はなかなか安定しませんね。正社員として働いている人はまだしも、派遣やアルバイトで食いつなぐ人も多いのではないでしょうか。
正社員といっても安定しないのは、みな同じですね。いっそ自分で商売や会社を始めてみようと考える人も多いのでは。
では、いったいどんな人が自営業に向いているのでしょうか。少し考えてみることにしましょう。
自営業は自己管理が重要
自営業、ということは、わざわざ通勤ラッシュに巻き込まれる必要もありません。休日も土日に限定することもないでしょう。とても自由に感じるような気がするのではないでしょうか。
しかし、それゆえに、自分で自己管理できない人には向いていないといえるでしょう。会社に勤めていれば、いやでも出勤しなくてはいけません。
自営業は自分の起床時間や睡眠サイクル、すべて管理できなくてはならないのです。残業といったものはなくても、その日、きりの良いところまで終わらせなければ、後から自分に返ってきます。
スケジュールや予定をたてるのが苦手な人は、確実に向かないと思います。また、体力に自信のない人もやめましょう。
先ほど言ったように、すべては自分の責任ですから、仕事量が多くなればなるほど、体力勝負になってきます。
簡単に健康を害するようなことがあっては、他人からの信用もなくなりかねません。商売なら、よけいに信用されることが重要です。
よって、責任感のない人も自営業には向いていません。強い意志がなければ、自分で会社を立ち上げることもできないでしょう。
人間としての魅力が武器となる
また、自営業は人間を見られるものです。他人から信用されることはもちろん、あなたの人間としての魅力も必要になることでしょう。
人懐っこい性格であるとか、他人とコミュニケーションをとることが苦にならないといった性質も大切です。
たとえば趣味は多ければ多いほど、いろいろな人との繋がりができます。その繋がりをうまく活かせるような能力ものちのち、自分の宝になるでしょう。
趣味が多いことは、知識や経験も充実させてくれます。会話の幅が広がることは、お客様を選べない自営業にとっては大きな武器となるでしょう。
新聞や時事問題に関心を持つことも忘れてはいけません。自由な職業であるゆえに、社会からあまりにも独立していては、ズレが生じることにもなりかねませんからね。
好きな仕事なら続けられる
ともかく、自営業は思っている以上に、体力、精神力が必要です。ジャンルにもよりますが、好きでなければ続けられないでしょう。
休日などがあったとしても、そこは自営業の性なのでしょうか。自宅や自分の店で休みを過ごしていても、頭から仕事のことは離れないものです。
休日を利用して、伝票整理やパソコンなどの修理といったこともしなくてはなりません。「仕事が趣味になってもいい」と考えているような人でないと、難しいといえます。
さて、いかがでしょうか。自分自身に当てはめて、素質があるならトライしてみてはどうでしょう。