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就職試験で落とされる理由が分からない!?面接に問題があるのかも?

「就職試験で落とされる理由が分からない・・・」という迷宮に迷いこんでしまう学生さんも少なくありません。そりゃあ、20社30社も就職試験を受けて全敗だったら、誰だった迷宮入りしてしまうことでしょう。しかし、落とされたからといってネガティブ思考になり、塞ぎこんでしまえば、さらに悪循環を引き寄せてしまいます。

心が折れてしまうと、内定をもらうために絶対に必要な「気力」までも失ってしまうのです。そうなれば、その後、何社受けても結果は不採用になってしまうのです。落とされるからには、何かしらの理由があるはずです。そこから逃げていては、いつになっても根本的な問題の解決にはならないのです。

まず、運が悪いから、タイミングが悪かったから・・・などと物事を楽観視するのはやめましょう。確かに、就職には運やタイミングも関わってきます。しかし、20社も30社もすべて落とされてしまう人は、もはや運やタイミングだけのせいにすることはできないのです。そのような人には必ず、何かしらの落とされる原因があるのです。

面接に問題があるケースが多い

30社以上も落とされてしまうタイプで多いのが、書類選考はクリアできるのに、面接で落とされてしまう・・・最終面接までいくのに落とされてしまう・・・という人です。なぜ、書類選考をクリアすることができるのに面接で落とされてしまうのでしょうか?

特に、最終面接まで残るということは、あと1歩のところまでは採用をつかみかけているということです。面接で落とされる原因には、どのようなものがあるのでしょうか?原因の中で最も多いのが、借りてきた言葉やマニュアル本の言葉をそのまま面接で使ってしまうという点です。

面接対策をする上で、指南本や就活サイトや情報サイトのマニュアルを参考にする学生が多いですが、その中に出てくる文言を少し変えて、そのままパクってしまうのです。そんなことをしてしまえば、マニュアル通りの言葉を借りているだけで、本人の意思や考えがまったく伝わらない・・・という結果となり、いいところまでいっても、最後の審査で落とされてしまうのです。

採用される学生の決め手は、自分の意志や考えから、自分の言葉で自己PRができているからです。借りてきた言葉、パクった言葉と、自分の経験や考えの中から生み出された言葉とでは、雲泥の差ができてしまうのです。それが採用か不採用かを決める1番の要素となってしまうのです。

今すぐに面接のマニュアル本は捨ててしまいましょう。就活サイトや情報サイトのテクニックも、1度リセットして忘れてしまいましょう。次に、応募する企業が求めているニーズをしっかりと把握して、自分の中で、そのニーズを満たせる能力がどれぐらいあるのか、1つずつ紙に書き出してみましょう。

紙に書き出した能力の中から、最もニーズに近い能力を1つだけに絞込み、その能力をプレゼンするためだけの面接対策を考えるのです。アピールポイントを1つに絞り込むことで、効果的な戦略を立てることができるのです。自分の売りとなる能力を把握することで、初めて、自分の言葉で自分をプレゼンするヒントが見えてくるのです。