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意外!?第二志望でも満足できる内定がもらえる本当の理由とは?

就職活動を必死になって続けている学生さんの多くは「第一志望の企業から内定をもらわないと、満足することはできない」と思い込んでいます。しかし実際は、ほとんどの学生が第一志望ではなく、第二志望や第三志望や、まったく希望していなかった企業から、内定をもらって満足しているのです。

なぜ、就職活動を進めていく中で、このような変化が起こるのでしょうか?その理由は、就職活動を進めていく中で、社会を知り、その業界の知識が増えていくと、何も第一志望にこだわる必要はないことに気付くからです。むしろ、第一志望では自分の目標や理想を実現できない・・・と気付くこともあるのです。

つまり、就職活動を始める前や始めた頃に描いている企業に対するイメージと、就職活動を進めていく中で、知識や経験を重ねることができた時の自分が持つイメージは、劇的に変化してくるということです。逆に言えば、そのような変化が起きないということは、就職活動に打ち込む努力が足りないとも言えるのです。

真剣に自分の将来と向き合い、必死になって就職活動をすれば、必ず最初の頃とは違う考えや希望が出てくるからです。要するに、就職活動を始めたばかりの頃の第一志望のままで、最後までいく方が不自然であるといっても過言ではないということです。

内定がもらえなくても不安になることはありません

「まわりの仲間がどんどん内定をもらっているのに、自分は良い結果すら出すことができない・・・」このような状況が続けば、誰だって不安になってしまいます。しかし、不安になる必要はありません。内定がもらえない1番の理由は、あなたが本当に就職すべき企業に出会っていないからです。

本当に就職すべき企業と出会うためには、もっと広い視野で1つ1つの企業を見る必要があります。こだわりを持ちすぎていたり、偏見を持っていたりすると、どうしても視野が狭くなるので、内定をもらえる可能性が極めて高く、自分も満足できるような企業との出会いを見逃してしまうのです。

内定がもらえている学生さんと、なかなか内定がもらえない学生さんの差は、そういった出会いを見逃してしまっているだけなので、案外、単純な理由なのです。つまり、内定がもらえないことを深刻に考えすぎて、自分を追い詰めるようなことをしたら、さらに消極的になってしまい、活動の幅を狭めてしまうということです。

第一志望がダメでも絶望しない!

第一志望、第二志望、第三志望が、立て続けに不採用だと、「すべてが終わった・・・」という気持ちになり落胆します。しかし、よく考えてみてください。あなたの就職したい業界には、その3社しか存在しないのでしょうか?その3社のどれかに就職できなければ、あなたの夢や理想を実現させることはできないのでしょうか?

それができないというなら、あなたの就職すべき業界は別のところにあると思います。本当にやりたい仕事なら第一志望にこだわらなくても、その業界で働くことができれば、第四志望、第五志望でも満足できるはずだからです。

また、ドンピシャで希望にピッタリの業界じゃなくても、関連する業界に就職することができたら満足できるケースも少なくないのです。関連企業の業務のほうが自分には向いていた!なんてケースは、社会人になるといくらでもあるのです。

視野を広げたり、考え方を柔軟にしたり、あらゆる行動を起こしても、希望する業界や関連する業界にも就職できない時は、是非とも、今までは興味がなかった業界の説明会や懇親会にも参加してみてください。そこで、新しく興味や関心が持てる仕事と出会える可能性は、非常に高いのです。

何も1つ目の仕事ですべての人生が決まってしまうわけではないのですから!まったく関連性のない企業に就職して、そこでキャリアを積んで、最終的に学生時代に夢みていた業界に転職できた!なんてケースも多々あるのです。就活時代も社会人になってからも、希望を捨てないことです。