• RSS

面接対策で9割の人がやってしまう、もったいない事前準備!

面接は最初の3秒で決まる

模擬面接ってやったことありますか?周りにそういう環境があれば、やっておくことをオススメします。できればビデオを撮ると、なお良いです。なぜ模擬面接をやっておくといいのでしょうか?

場数・経験が踏めるから。

受け答えの練習になる。

練習することで余裕・自信が生まれる可能性がある。

いろいろメリットはありますが、客観的に自分をチェックできるというのが最大のメリットです。特にビデオで撮影して自分を見るメリットはかなり大きいです。入室した時、自分がどんな表情しているか、よく見てみてください。どんな振る舞いをしてますか?視線は?雰囲気は?

特に最初の3秒です。いろんな研究データで最初の印象は90秒で決まるとか、30秒で決まるとかありますが、今は3秒と言われています。もしかすると1秒かもしれません。それぐらい第一印象は一瞬で決まります。一番大事にも関わらず、面接対策、模擬面接で最初の3秒にこだわる人はほとんどいません。

ほとんどの人は面接対策の際、受け答えに力を注いでしまいますが、対策の順番を逆にすることをオススメします。どういうことかと言うと、受け答えの前の第一印象を徹底的にブラッシュアップするということです。もちろん受け答えや質問に対しては、事前準備をやっておいた方が絶対にいいです。

でもそれは最初の3秒ができてからでも、十分間に合います。最初の3秒に与えるいい印象が成功してから、初めて受け答えの事前準備が活きてきます。結論を言いますと、事前準備の前のスタンバイが極めて重要です。以下スタンバイの話をしていきます。超がつくほどの一流営業マン、一流の経営者は例外なく、このスタンバイを毎日仕事の前に行っています。毎日です。もはや習慣になっているぐらいです。

スタンバイとは、あえて一言でいうと【テンション】を良くすることです。【ノリ】を良くすることです。つまりは意図的に『いい気分』で面接に臨むということです。この意図的に、というのが極めて大事です。

例えば、野球のピッチャーを想像してください。肩慣らし無しで大事な試合に臨むでしょうか?入念に柔軟体操や投球練習を行ってから試合に臨みますよね?面接のみならず、仕事にもスタンバイが必要なんです。実際にスタンバイの手順をいくつか紹介しますが、できるものでいいのでやってみてください。

ステップ1:身体を動かす!

具体的に一番いいのはラジオ体操第一です。それも真剣にです。実は、詳しい説明は割愛しますが、脳のやる気は身体を動かすことで出ます。ラジオ体操は普段稼働させない部位を刺激するので、これ以上ない、とても優れた運動で、しかもわずか3分です。更に本気の本気でラジオ体操をすると、普段運動をしない人は間違いなく筋肉痛になります。今はスマートフォンやアイフォンなどを使い、ユーチューブでいつでもどこでも見られるので、是非やってみることをオススメします。

ステップ2:声を出す!発声練習をする!

どんな発声練習でもかまいません。自分の好きな方法でいいので声を出すことです。五十音を丁寧に発声する。アップテンポな歌を歌うなど。面接ではしゃべるのですから事前に声を出しましょう。理想は15分以上。状況は人それぞれなので人のいない公園とか、路地とかでもいいのでやってみましょう。面接の前に1人カラオケにいくのは、この上なくいいかもしれません。

ステップ3:フィーリングを高める。

どういうことかと言うと、コンビニの店員さんとか散歩している人に、笑顔であいさつをするのです。あいさつはされると気持ちがいいですが、する方がもっと気持ちがいいです。人見知りを緩和するトレーニングにもなりますよ。面接会場に行く途中にできるだけ、通行人、すれ違う人、交通整理をされている方や警備員さんにあいさつ・声掛けを行いましょう。くれぐれも笑顔を忘れずに(笑)。

本当は3つで1セットなのですが、あまりハードルが高いと行動しなくなるので、できるものから実践してくださいね。これらを実際に行い、面接に行くまでにどんどん自分の気分、感情をコンディショニングするのです。

面接入室後の3秒の為に、どれだけスタンバイできるかがポイントです。そこができて初めて、受け答えの事前準備が活きてきます。ここまで準備できれば、最初の3秒の印象は俄然よくなります。印象とはいい雰囲気です。いいオーラです。いい気分、いい感情で臨むとそれは出てくるのです。

まとめますと、面接対策でまずしておいた方がいいのは、徹底したスタンバイです。そして仕事においても大変有効ですので、習慣にすることをオススメします。

おまけ:朝起きて、鏡に向かって笑顔で「俺はカッコイイ」「私はキレイ」って毎朝30回唱えるのも、かなり効果的なスタンバイですので。