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キャリアや実績がない場合の職務経歴書の書き方

キャリアや実績がない場合の、採用される職務経歴書の書き方のコツをまとめてみました。

ルーティンワークでも自己PRは可能

キャリアや実績がない人の中には、「自分は上司に頼まれたルーティンワークしかしてこなかった・・・だから自己PRになるようなものは1つもない」というタイプもたくさんいるようです。確かに、毎日、同じような単純な仕事を任されていると、それを実績としてアピールするのは難しくなります。しかし、考え方を少し変えることで、いくらでもアピールポイントを見つけることができます。

例えば、ルーティンワークでも、どのような点を重視して業務に取り組んでいたのか考えてみるのです。効率を重視したのか、正確性を重視したのか?また、与えられた業務のどちらを重視すべき業務だったのか?どのような単純な仕事でも、会社を支えていることに変わりはないのです。誰かがその業務をこなさなければ、会社は回っていかないのです。

そういった意味では、ルーティンワークだからといって軽視することはないのです。誇りを持って、自分でテーマや目標を設定して業務に携わることができれば、十分に自己PRをすることができるのです。まずは、任されていた業務を振り返り、自分が何を思って業務に打ち込んできたのか考えてみましょう。

先述したように、効率を重視したのか?正確性を重視したのか?努力した点、失敗した点などを具体的に伝えることで、いくらでも自己PRの幅を広げることができるのです。採用担当者に「この人は忍耐強くコツコツを仕事に集中することができる人材だ!」と思わせることができれば成功です。

ネガティブなイメージを払拭するコツ

どのような業務に携わっている場合でも、転職をするということは、何かしらの不満があることが多いのです。例えば、ルーティンワークが嫌になり転職を考えた場合でも、「その仕事から逃げたいから転職を決意した・・・」というネガティブなイメージを与えてしまうと圧倒的に不利になります。

ネガティブなイメージを払拭するためには、あくまでも前向きな転職であることを印象付けることが肝心です。前向きな転職だと印象付けるためには、逃げたわけではなく、「前職で培ってきた忍耐力や集中力を御社でも活かすことができると確信しています」というようなポジティブな気持ちを伝えることが効果的です。

注意点としては、自分の能力や経験に低い評価を勝手につけないことです。そのようなネガティブな発想を持ちながら転職活動をしても、成功できるわけがないからです。一般的にはたいして評価されないような経験や職歴でも、職務経歴書における表現方法や上手な見せ方によっては、何倍も価値があるキャリアに見せることも可能なのです。だから転職活動をする上で、職務経歴書は重視されているのです。