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やりたい仕事が見つからないなら「やるべき仕事」を見つけよう!

「やりたい仕事が見つからない・・・」と頭を抱えている学生は、ちょっとこだわりが強すぎるのではないでしょうか?就職は一生を決める重大な決断ですが、あまりにも強いこだわりや偏った考え方を持っていると、いつになっても自分のやりたい仕事は見つかりません。

その場で立ち止まってしまえば、どんどん時間は過ぎてゆき、気づけば周りは全て内定をもらい、1人取り残されてしまうのです。学生なのだから、やりたい仕事なんて見つからないのが当たり前なのです。社会経験のある先輩だって、未だに自分の本当にやりたい仕事が分からない・・・なんてケースはザラなのです。

第一志望の会社に就職できたからといって、自分が思い描くような「やりたい仕事」をやらせてもらえる保証はないのです。もしかしたら、まったく理想とは逆の部署に配属されてしまうかもしれません。でも、理想とは逆の部署で働いてみたら、これが意外や意外、天職になってしまった!なんてケースも少なくないのです。

何が言いたいのか?というと、仕事はやってみないと分からない!ということです。まったく自分の中のキャリアビジョンとは無関係の仕事に配属されると、人生が終わったように落胆してしまう人もいますが、そこはプラス思考でいきましょう!仕事にプラス思考で向き合うことができれば、どんな仕事だって魅力的に感じることができるのです。

やってみたら、こんなに素晴らしい仕事だった!やりがいが持てる仕事だった!なんて可能性は十分にあるのです。1番いけないのは、やりたくない仕事だから・・・という理由で手抜きをすることです。どんな仕事でも手抜きをしてしまったらキャリアは積めないので、無駄な時間を使うことになってしまいます。何よりも、手抜きの不真面目な仕事しかしない人に給料を支払う会社に、申し訳が立たないのです。

やるべき仕事を見つけよう!

やりたい仕事が見つけられないなら、ぜひとも「やるべき仕事」を探してみましょう!まずは、自分の過去の経験で少しでも興味や関心が持てた業界をピックアップしてみましょう。そして、その業界で自分が働くイメージを抱いてみるのです。興味や関心はあっても仕事をしている自分がイメージできなければ、就職してもうまくはいきません。

興味や関心が持てた業界は1つや2つではないでしょう。アルバイトでもサークル活動でも、大学の教授との話の中でもボランティア活動でも、どのような経験でも良いので、そこで得た経験や聞いた話から、興味や関心が持てる仕事を探すのです。この作業には1週間かけても2週間かけても惜しくないと思います。

なぜなら、興味や関心の持てる仕事こそ、あなたにとって「やるべき仕事」だからです。仕事はやってみないと、その仕事が本当にやりたかった仕事なのか分かりません。やってみないと何も始まらないのです。やりたい仕事が見つけられない学生が、他の学生と同じスタートラインに立つためには、やるべき仕事を見つけ出す作業に時間をかけることが大事ということです。

何もできないから学生なのです。

「自分に何ができるだろうか?」といくら学生が考えても答えは出てきません。なぜなら、社会に出てみたら実際には何もできないからです。どんなにアルバイト経験があろうとも、正社員として就職して働くのとはわけが違うのです。

みなさん、就職後に研修を受けて1年から3年間修行して、人によって差はありますが、だんだんと仕事を覚えていくのです。就職活動中の貴重な時間を「自分に何ができるのか?」を考えることに使わず、「自分は何に興味や関心を持っているのか?」を考える時間に使ってください。

その答えが出るまでに膨大な時間がかかっても良いのです。なぜなら、その答えが明確になった時、初めて、自分の「やるべき仕事」を見つけることができるからです。