転職する際、労働条件は必ず確認しましょう

一次面接では、その仕事に対する熱意や、キャリアなどが質問内容になります。特に、働き始めたら何ができるのか？何がしたいのか？将来的にどうなっていきたいのか？ということが重要視されます。

したがって、給与や休日などの待遇面の質問は、一切しないようにしましょう。次の段階で内定が出た時点で、待遇面などの労働条件についてしっかりと質問しましょう。

募集要項と違っていたり、不明だったりすることは、後々トラブルの元ともなるので、入社前に必ず確かめておきましょう。労働条件を確認することは、とても大事なことです。

遠慮したり恥ずかしがったりして、確認を怠ることで、「こんなはずじゃなかった！」などとならないように注意が必要です。

内定をいただいた後に、担当者に「労働条件を確認させてください」とストレートに言えば、何の問題もなく対応してくれることでしょう。労働条件を社員に伝えることは会社の義務でもあるからです。

労働条件の聞き方

面接前に、転職希望企業に給与や休日のことを問い合わせるのは厳禁です。募集広告には、最高給与額と基準的な休日例が記載されていることが多いようですが、あくまでも基準なので、採用者ごとに違ってくるのが一般的です。

内定をもらう前に、給与や休日のことを聞いても、あなたのキャリアやスキルや人間性が分からない段階では、採用担当者も答えようがありません。

しかも、質問したことによって、採用されない事態にも陥りかねません。とは言っても、給与や休日などの待遇面は、転職をする際に一番聞きたい事項であることは否めません。

そこで、採用担当者に悪い印象を与えず、労働条件を確かめる方法があります。それは、人材紹介会社に登録して、そこで希望の転職先を紹介してもらい、人材紹介会社のスタッフに、詳しい労働条件を代わりに聞いてもらうのです。

そうすることによって、自分が転職したい企業の聞きづらい条件を、簡単に確認することができます。人材紹介会社のスタッフに対して、積極的に転職したい気持ちを態度で示すことができれば、いくらでも親身になって支援してくれます。

しかし、真剣さが足りないような姿勢だと、担当者もそれなりの対応しかしてくれなくなるので、結果的に不利な転職活動となってしまうのです。

まずは、人材紹介会社の担当者に認めてもらえるだけの努力をしてみましょう。例えば、自分の長所やセールスポイントに成りうる可能性がある部分を、徹底的に磨く努力をするのです。その努力を担当者に見せることで高く評価してもらえるのです。