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自分を磨き成長させる場所。それがインターンシップです

インターンシップの意味をちゃんと理解できていない学生さんも多いと思うので、まずは、インターンシップの意味を分かりやすくご説明したいと思います。

インターンシップとは、希望する企業で実際の仕事体験ができる制度のことです。どんなに企業研究しても見学をしても、実際に働いてみないと分からないことが非常に多いのです。分からないことが多いから、入社後にミスマッチが起きてしまうのです。

インターンシップとは、まさにこのミスマッチを予防するための制度と言えるのです。大学の先輩や社会人の先輩がインターンシップを勧める理由には、このような背景があるのです。

インターンシップを利用するメリットとは?

インターンシップを利用する最大のメリットは、あなたの就職活動を応援してくれる社会人の先輩に出会えるという点です。実際に、就職を成功させている学生の統計をとってみると、インターンシップに参加して、社会人の先輩からアドバイスや紹介を受けている率が非常に高いのです。

ここから分かることは、就職活動において既に働いている社会人からの情報がいかに重要なのか?という点です。どんなに学生さんが就職活動を頑張っても、所詮は社会人経験のない世間知らずの未熟者なのです。

世間知らずの未熟者が自分の頭で何をどう考えても、社会人の先輩からのアドバイスには敵わないのです。インターンシップで出会うことができるのは、社会人の先輩だけではありません。同じ業界への就職を目指して共に戦っている、学生の同志とも出会うことができるのです。

共に戦っている同志を、ライバルだと敵視してはいけません。敵視してしまった時点で、その人との交流は終わってしまうからです。敵視するのではなく、情報交換をしてお互いが成長できるように計らうのです。そうすることで、自分では気付けなかった発見や注意点を知ることができるのです。

就活サイトでは得られない情報を仕入れることができる

インターンシップのもう1つのメリットは、就活サイトでは得られないような貴重な情報を仕入れることができるという点です。

就職活動は、どれだけ信憑性と価値のある情報をいち早く手にするかが勝負です。就活サイトやインターネット上にある、古い情報や信憑性の低い情報を参考にしても意味はないのです。

インターンシップを利用することで、自分が興味を持っている業界の話を直接、社員に聞くことができるのです。また、ただの見学ではなく実際に正社員と同じように働く体験ができるので、現場の隅々まで肌で感じ取ることができるのです。

こういった活動を大学生のうちにやっておくことで、「自分が本当にその業界で仕事がしたいのか?」「自分はその業界で仕事を続けていくことができるのか?」これらの答えを出すヒントを得ることができるのです。

仕事をする知識と技術が身に付く!

大学では専門的な学問を身に付けることができます。しかし、仕事をする知識や技術までは教えてくれません。就職後に即戦力として使える武器は、学問ではなく仕事をするための知識や技術です。

もちろん大学を卒業するために専門的な学問を学ぶことも大切ですが、それ以上に、就職後に使える知識や技術、いわゆる、仕事をする力を身に付けておくことも重要なのです。仕事をする力を身に付けることができる場所が、インターンシップなのです。

インターンシップでは正社員と同じように、現場でリアルな仕事体験をさせてもらえるので、即戦力となるような知識や技術を身に付けることができるのです。インターンシップで実務経験がある人とない人では、就職試験で雲泥の差が出てきてしまうのです。

アルバイトでも学べることはある!?

インターンシップに必ずしも参加する必要はありません。なぜなら、アルバイトでもやり方によってはインターンシップに負けないくらいの経験と知識を吸収することができるからです。

例えば、学生時代に自分が将来、就職してみたい業界を見つけて、そこでアルバイトを始めるのです。アルバイトでも真剣に仕事と向き合えば、身になる経験や知識を吸収することが十分にできるのです。実際に、アルバイト経験を武器にして、就職試験で採用を手にした学生さんもたくさんいるのです。

時給だけが目当てのようなアルバイトでは、何の肥やしにもなりませんが、将来の就職につながるような働き方をすれば、有利な就職活動をすることができるのです。