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なぜ50社以上受けても採用をもらうことができないのでしょうか?

就活生の中には、なんと50社も就職試験を受けたのにも関わらず、1社も採用がもらえない・・・なんて、そんな人もいるみたいです。20社や30社で不採用になっても、かなり落ち込むのですから、50社も受けて採用がもらえないと、激しく落ち込んでしまうかもしれません。

しかし、どれだけ落胆しても激しく落ち込んでも、採用が1つもないという現実は変わりないのです。50社受けても100社受けても、採用をもらうことができなければ卒業後に無職となってしまうのです。それだけは避けたいですよね?

だったら、落ち込んでいる暇なんてありません。「51社目は採用がもらえるかもしれない!」という希望を持って、前向きに就活を進めていきましょう。

なぜ採用がもらえないのか分析してみる

冷静な自己分析と確実な戦略がなければ、採用を手にすることはできません。まずは、なぜ50社も受けて全て不採用になってしまったのか?その原因を考えてみましょう。

原因を見つけるために、とってほしい行動は、1社1社のデータを集めてみることです。不採用になった1社1社のデータを集めて比較してみることで、気付けることが出てくるのです。

例えば、同じような業界に偏っていたり、どの企業の採用枠が限定されていて、専門的なスキルを要するものだったり・・・つまり、自分の能力を遥かに超えるような人材を募集している企業ばかりに応募している、という可能性が高いのです。

そのことに気付ければ、こっちのものです!恐らく、51社目に採用を手にすることができるでしょう。不採用になる原因を突き止めることができれば、あとは、そこを改善していけば良いだけだからです。

採用を手にするための改善策とは?

それでは、採用を手にするための改善策を考えてみたいと思います。いたってシンプルで確実な戦略が良いと思います。就活が続けられる時間は限られています。就職先が決まらずに卒業することを避けるためには、早期に確実に採用を手にする戦略が必要となるのです。

その戦略は、就職する企業のハードルを下げることです。既に応募して不採用になった50社がすべて同じような業界なら、その業界への就職を諦めるというのも1つの手段です。

その業界への採用枠が少ないのか、それとも自分が向いていない業界なのか?理由はいくつも考えられますが、1つだけ分かっている事実は「今の時点でその業界に就職できる確率は極めて少ない」ということです。

就活に対する考え方を根本的に見直して、少しでも興味が持てる業界や企業を新たな気持ちで探す、というのも賢明な判断だと思います。仕事なんて、やってみて初めてその楽しさが分かるものです。希望する業界に就職できたからといって、幸せになれるか?と言ったら、決してそんなことはないのです。

希望する業界だけに期待度が高く、しかし、いざ働いてみたら、「思っているのと全然違う・・・こんなはずではなかった・・・」と、転職をしてしまうケースもあるのです。そう考えると、なにも絶対に希望の業界から採用をもらわなければ、成功できないというわけではないのです。