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仕事において計画的に人生を進めることができる人はいるのでしょうか

仕事において、計画通りに人生を進めることができる人は稀です。なぜなら、人生どこで何が起こるか誰にも分からないし、予測もできないからです。逆に言えば、計画通りだったり予測が立てられてしまえば安心はできますが、人生が退屈なものとなってしまうでしょう。

良いことでも悪いことでさえも、人生は何が起こるか分からないから楽しいのです。悪いことが起きた時、それを乗り越える力が自分を成長させてくれるのです。幸運にも良いことばかり起きて挫折の経験を知らない人は、いつか悪いことが起きた時に、乗り越える術を知らずに大きく挫折してしまうのです。

大成功している企業家達も、若いうちに数え切れないほどの失敗をしているから、最後に成功できたのです。彼らは成功したからといって安泰だとは思っていません。なぜなら、失敗や挫折は想定外の時に、残酷な迫り方でやって来るのです。

しかし、挫折やトラブルを乗り越える術を知っているし、そのための準備もしているから、危機的な状況になっても全てを失う前に再起する道を見つけることができるのです。

仕事でも何が起こるか分からない

人生は何が起こるか分からないですが、仕事でも同じように何が起こるか分からないのです。就職活動でも計画通りに進むことは少なく、想定外のことが何度も起こります。想定外の悪いことが起こる度に落ち込んでいたら、成功を掴むことはできません。常にプラス思考で積極的に吸収したり学ぶ気持ちがなければ、自分のやりたい仕事を見つけることもできないのです。

社会人の先輩に話を聞いてみると、大半の人達が「まさか、自分が今の仕事に就くとは思ってもみなかった!」というケースが多いのです。つまり、最初の計画通りに就職活動を進めることはできませんが、プラス思考で積極的に行動し、アンテナを張り巡らせ、貪欲に活動することができる人なら、いくらでも自分の可能性を見つけることができるということです。

学生時代にインターンシップやアルバイト、ボランティア、長期旅行などで自分探しができる人、行動力のある人ほど、就職に成功することができるのです。それとは逆に、頭の中で計画ばかり立てて行動しない人は、就職に失敗してしまうのです。頭の中で考えるだけの就職活動と、行動する就職活動では、雲泥の差ができてしまうのです。

いろんな経験や体験をしてみることで、自分の適性や得意なこと、好きなことを見つけることができる確率が高くなるのです。自分の適性や得意なこと、好きなことを学生時代に見つけることができれば、ぶれない就職活動を攻めの姿勢で効率的に進められるようになるのです。

何事にも興味や関心を持ち積極的に行動する

就職を成功させるためには、学生時代から何事にも興味や関心を持ち、積極的に体験してみることが肝心です。これに勝る就職活動はないと思います。

就職のために資格を取得したり、企業研究をすることも大切ですが、そんなことは後でもできるし、資格を持っているからといって内定をもらえるか?と言ったら、決してそんなことはないのです。

就職するための資格や経験ではなく、自分が興味や関心が持てる資格や経験こそが、本当の意味で就職活動における武器となるのです。どのような経験や体験も「これが一生の仕事を見つける最大のチャンスかもしれない!」という希望的観測を持つことが大切です。

そういった前向きな気持ちが、折れない心を作り上げるのです。「成せば成る」という言葉があるように、自分が「やれる!」と心から信じれば、どんなことでも実現させることができるのです。「自分には向いていない・・・自分にはこんな仕事無理・・・」とやる前から諦めてしまう学生さんも多いですが、それほどもったいないことはないのです。

なぜなら、社会人の先輩方は、みなさん「まさか、自分にこんな仕事が務まるとは思ってもみなかった・・・」という意見が多いのです。要するに、消極的なマイナス思考の就職活動をしてしまえば、自分で自分の可能性に見切りをつけてしまうということです。