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就活は終わらない!?今こそ就活におけるテーマを再認識しよう♪

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8月も過ぎる頃になると、「自分の就活は終わった・・・」と悲観的になる大学4年生が増えてきます。確かに、8月も過ぎて内定がもらえないと焦るし、不安な気持ちになるのが当然です。しかし、それが現実です。どんなに就活を頑張ってきた学生でも、結果を出すことができなければ、社会人になることはできないのです。

それまで頑張ってきたプロセスや経験が、無駄になることは絶対にありません。そんなふうに考えることができれば、今まで頑張ってきた経験を活かして、秋採用に向けてしっかりと対策を立てることが大切です。諦めずにもう1度、就活における自分のテーマを再認識してみましょう。

就活のテーマを再認識してみよう!

必死になって就活に打ち込んできた学生に、あらためて就活のテーマを再認識してください!などといったら、「今さらテーマなんて・・・」と思うかもしれません。

しかし、結果が出ていないのですから、就活の前半戦に内定がもらえない原因、つまり、自分に足りない何かがあったはずです。

その原因を見つけることができなければ、就活の後半戦もうまくいくはずがないのです。秋採用で確実に結果を出したいなら、面倒でも、就活のテーマを再認識する作業を始めましょう。

限界まで努力してきたのか?

「自分は必死になって限界まで努力してきました!」という学生に限って、蓋をあけてみたら、「まだまだ努力が足りない・・・」という結果が多いのです。まず、応募する就職先の数です。8月を過ぎても内定がもらえない学生の大半は、10社前後しか応募していないことが多いのです。

「10社以上も応募して採用がもらえませんでした・・・」と落胆している学生に一言アドバイスをするとしたら、「10社しか応募していないで、落胆しているのですか?」という言葉です。もっと早い時期に内定をもらっている学生は30社から40社、多い場合だと50社以上の応募をしているケースもあるのです。

数打ちゃ当たる、ではないですが、応募しないと何も始まらないというのが事実です。選り好みしたり、こだわりを持ちすぎたり、視野が狭すぎたりすると、当然、応募できる就職先の数も限定されてしまうのです。

確かに、働きたい企業や業界にこだわりを持つことは大切なことですが、そのこだわりが邪魔して卒業までに内定をもらうことができなければ、無職となってしまうのです。無職のブランクが長くなれば、その先の就職口を探すのも難しくなってしまうのです。とにかく1つだけ確実なことは、大学を卒業したのに就職をしないという選択肢はない、ということです。

就職したいと思える企業や業界が、最後の最後まで見つからなくても、採用してくれるところで手を打って、とりあえず確実に社会人になって、研修だけでも受けてみることをおすすめします。研修を受けてみて、やっぱりこの会社は自分に向いていない・・・と思っても、迷いがあっても働いてみることが重要です。

なぜなら、働いてみないと、社会人になってみないと分からないことばかりだからです。希望通りの就職先じゃなくても、そこで社会人経験を積んで、それなりのキャリアを身につけた後に、本当に働いてみたい企業や業界に転職をしても、決して遅くはないのです。