就職活動中のネイルは色に迷うぐらいなら塗らない方がよい
就職活動中のネイルはベージュならOKですか?薄いピンクまではアリですか?ラメが入ってなければいいですよね?就活終わったら塗りたいのでスクエアカットのままにしておいても大丈夫ですか?
こういう質問をする女子学生の皆さん。そこに、ネイルはしないという選択はないのでしょうか?
一番無難で最強の就活仕様ネイルは清潔に整えられた素爪という事実
そもそも、どうしてそこまでして就職活動の場にまでネイルが塗りたいのでしょうか。――指先のお手入れは身だしなみのうちだからです。そんな返事が聞こえてきそうですね。しかし、本当にそれが身だしなみのうちだから、と思っていますか?塗っていないと何かオシャレではない、という気持ちからではありませんか?
目指している業界によってはネイルは許容範囲なのかもしれません。しかし、リクルートスーツを着て面接を受けに行くのであれば、ネイルはオフした方が良いでしょう。清潔に整えられた素爪に比べれば、例え何色だろうとネイルを塗っている事実が心象を悪くする可能性は捨てきれません。
このぐらいの色ならわからないだろう、などと思うのは考えが甘すぎます。女性の面接担当者の目は絶対に誤魔化せませんし、男性の中には基本的にネイルを好まない人もいるのです。面接担当者はあなたのサークル仲間の男子や彼氏の感覚とは違う視点で見ているかもしれません。遊びに行く時のオシャレと就活の身だしなみを同じに考えてはいけないのです。
どうしてもマニュキアを塗らなければ気が済まない人は、自分がこれなら許容範囲だと思う色を塗ればよいでしょう。誰かにどこまでが許されるのかを確認するのも結構です。しかしその人があなたの就活の成否を保証してくれるわけではないことをお忘れなく。
就活の期間中ぐらいは我慢することを覚えよう
マニュキアを塗ったり除光液でオフしたりを繰り返すと爪が黄色く変色することがあります。これはかなり見苦しいものですから、ある程度の時間をかけてきれいなピンクの素爪を取り戻しておきましょう。
長すぎず、深爪過ぎずのラウンドに整え、ささくれなどを丁寧に取り除く。そしてこまめにハンドクリームでマッサージするだけでも、指先は見違えるように生き返るものです。就職活動の場面だけネイルをオフし、終わった途端にまたネイルを塗りたくる。こんなことをしてると健康的な爪はなかなか取り戻すことができません。
ネイルアートをしていないと落ち着かないの!という人がいます。しかし、就職活動の期間中ぐらいは我慢することを覚えましょう。なにも就職活動を一生しているわけではないのですから。
この期間限定の就職活動中ぐらいきちんと管理できないようでは、爪以外の部分にもおそらく手落ちは隠されているでしょう。この程度だったら大丈夫、と自分では思っていても、第三者から見たらかなり見苦しいこともありますから。
フレンチネイルだったら素爪に見えるのではないか?などとあざといことを考えてもいけません。あれは絶対に素爪には見えないし、男性には比較的不評な塗り方ですから、念のため。