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女子学生の就活メイクはなんだかんだ言っても結局は清楚が最強である

――えっ!まさかその格好のまま就職活動するつもり!?そう聞きたくなる女子学生を合同説明会などで見かけることがあります。

だってぇ~、まだ合説だしぃ~、そんな反論が聞こえてきそうですね。だったら何でリクルートスーツを着ているのか?と、ツッコミたくなりますが…。

どんなメイクや髪型をしようが個人の自由ですから好きにしてかまいません。しかし、企業側ブースでは密かに失笑を買っている。そんな可能性だけは忘れずにおきましょう。

勘違いメイクで就活するとかなりイタイことになるかもしれない

瞳が大きく見えると男性面接担当者に受けるらしい――。それを真に受けたメイクをすると、場合によっては逆効果になることもあります。例えば……。

  • 黒めが大きく見えると評判のカラーコンタクトレンズ
  • アイラインばっちりのギャル風囲みアイメイク
  • つけまつげ

これらはどれも就職活動においてはふさわしくありません。

確かに若者に限らず中年以降の男性も、そんなタイプが嫌いではないのかもしれません。ただし、相手がキャバクラ嬢だったら、という話ですが…。そこを勘違いしておかしな小細工をすると、傍目からはかなりイタイことになってしまいます。はっきり言って効果はありませんので、やめましょう。

TPOをわきまえたメイクを心がけよう

遊びの場所には何を基準にしてメイクをしていますか?男性にモテルことを意識したメイクでしょうか?それとも、自分の好きな色やアイテムをふんだんに使用することでしょうか?

学校に行く時、合コンに参加する時、彼氏とデートする時。そういう時間は自分のしたいと思うオシャレを思う存分楽しめばいいと思います。しかし、就職活動において施すメイクの目的はオシャレではありません。重視しなければいけないのは『身だしなみ』としての完成度なのです。

どんなメイクが就活では好ましいのか?

ズバリ言えば『清楚なメイク』が最強です。対照的な妖艶メイクを好む男性もいますが、かなり少数派に分類されるとみてよいでしょう。愛人にはそういうタイプを好んだとしても、本妻には清楚な人がいいと勝手なことを言うあの理屈と同じです。就職活動において企業が採用したいと考えるタイプは、まさに本妻タイプであることは間違いありません。

おまけに面接担当者は男性ばかりではなく、当然のことながら女性もいます。女性の面接担当者の場合、やり過ぎメイクに対する不快感はおそらく男性よりも強いものになるでしょう。女性は女性のあざとい作戦に対し、男性よりも厳しい反応を示すものですから。その点を考えると、清楚なイメージのメイクが一番就職活動に向いていることは間違いありません。

清楚なメイクとは具体的にどうすればいいのか?

一番大切なことは清潔感と、それから年齢相応の若々しさを活かすことです。

○肌

厚塗りメイクなどはもってのほかです。自然に見える素肌に近い色を選びましょう。パウダータイプ、リキッドタイプどちらのファンデーションを使うにしても、薄づきで自然なツヤを引き出すように塗るのがコツです。

○アイメイク

アイシャドウは肌なじみのよいブラウンやベージュなどを基調とした色を選びましょう。ギラギラ光るグリッターなどはNGですが少量のパール入りぐらいなら目元が明るく見えるのでOKです。マスカラは黒の薄づきのものを。ファイバー入りでやたら長くしたり、ボリュームアップタイプを重ねづけするのは不潔に見えるのでNGです。

○チーク

自分の血色に似た肌なじみの良い色を選びましょう。鮮やかな色のチークを丸く濃い目に入れるガーリーメイクは『おてもやん』にしか見えないのでやめましょう。自然にふんわりと色を入れ、上から軽くファンデーションかパウダーをはたくぐらいでちょうど良いくらいです。

○口元

ピンクベージュやコーラルオレンジなどの、落ち着いた色味をきちんと塗りましょう。グロスをわざわざその上からつける必要はありません。グロスのテカテカギラギラ感は面接の場にはふさわしくないと判断されてしまうのでやめましょう。

清楚なメイクというのは、媚びて可愛く見えるメイクという意味ではありません。

その点を二重に勘違いしないよう気をつけましょう。