• RSS

この派遣会社で大丈夫?みんなが派遣会社を「チェンジ!」した瞬間

「派遣」という働き方を選んでいる人は、2013年の平均全国統計によると27万9千人。

雇用形態として一般的となった「派遣社員」にとって、切っても切れないパートナー。これこそが「人材派遣会社」ですよね。

職業に関する様々な相談や要望に合わせて仕事をマッチングしてくれたり、時には問題を解決する為に企業と被雇用者の間に立って動いてくれる派遣会社。

そんな派遣会社を信頼し、安心して働けたらいいのですが…。現実はそう甘くないようです。

派遣会社が乱立しているこの世の中では、様々な理由から派遣会社を変えたという話をよく聞きます。今回は「この派遣会社にはもう、任せておけない!」と派遣社員が思った瞬間を調査してみました。

コーディネーターに期待しない方がいいかも

頼んだ条件と全く違う仕事先ばかり紹介してくる。最終的に私の話、聞いてます?!って聞く気にもなれなかった。もちろん、違う派遣会社に登録に行きました。」(事務/女性)

仕事と人材をコーディネートする上で、相手の話を聞くことは絶対条件ですよね。このように話を聞いてくれないコーディネーターでは、理想の仕事と巡り合うことは期待できるわけもありません。この場合、人材派遣会社というよりは担当であったコーディネーターの力量に問題があったようです。

コーディネーターも人間ですから、仕事に対する力量の差はあって当然でしょう。敏腕営業マンに当たればよいのですが、担当のコーディネーターが極端に仕事ができない場合は人材派遣会社の登録先を変更しようと考える人も少なくありません。

もちろん自分は特に何もしないにも関わらずコーディネーターにだけ過剰な期待や依存をしてしまうのは社会人としてタブーですが、人材派遣のマージンが主な収入源である人材派遣会社にとっても、営業能力の高い人材の確保は大きな課題となりそうです。

こんな悪質なケースも

社会保険加入と記載されていたのに、いつまでたっても加入させてもらえなかった。」(製造/男性)

これはかなり悪質な人材派遣会社といえるでしょう。そもそも社会保険の加入は決まった日数を勤務する人ならば加入の対象となります。

派遣社員はもちろんパートという雇用形態であっても権利が発生するのですから、当然社会保険に加入させなければならないことを人材派遣会社側もわかっているはずです。

ましてや「社会保険加入」をうたっているのですから、それを反故にする時点で悪意があるといわざるをえません。

このような派遣会社に籍を置くことは、派遣先の職場がどんなに良いところでも難しいでしょう。その他にもこんな悪質な人材派遣会社も。

「職場環境が合わず更新はしないと伝えたものの、更新しないなら次の派遣先は紹介できないと言われた。」(販売/女性)

こちらの例もかなり悪質なケースといえます。そもそも派遣期間が満了を迎えた場合、派遣社員に更新の意思がなければ「更新しません。」の一言で契約を打ち切ることができます。

特に更新を続行しない理由は必要なく、一定期間内のみの雇用契約が結ばれているだけなので派遣会社からそのようなことを言われる筋合いもないのです。

悪質な派遣会社に登録してしまった時は

会社側と約束していた人材を用意できないのは派遣会社の責任であり、派遣社員に責められる道理はありません。

そのような悪質な派遣会社に登録してしまった場合には、真っ当な経営をしている他の人材派遣会社に登録したほうがよいでしょう。

今回は派遣会社を変えた理由を3つご紹介しました。この他にも沢山の理由で派遣会社の登録先を変えた人も沢山いるでしょう。

「こんな理由もあるよ。」などの情報を持っている方のご連絡をお待ちしています。