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国内旅行業務取扱管理者の資格を独学で半年で取る方法

国内旅行業務取扱管理者(こくないりょこうぎょうむとりあつかいかんりしゃ)の資格は、国内旅行の企画や手配、契約などを円滑かつ公正に進めるために必要な資格です。

学歴や年齢などに関係なく、だれでも受験できる人気資格ですが、国家資格だけあって合格率も3割程度と、決して簡単に取得出来る資格という訳ではありません。

ポイントをつかめば独学でも合格できる

しっかり学習しないと取得は難しいです。そんな国内旅行業務取扱管理者の資格を、私は約半年、他の資格試験と掛け持ちで、市販のテキストだけの独学で取得をしました。

学習のコツさえつかめれば、独学での合格も十分可能なのです。では、一体どういう方法で学習したかを紹介させて頂きます。

国内旅行業務取扱管理者の資格は大きく分けて3科目出題されます。一つ目は旅行業法、二つ目は旅行業約款、三つめは国内旅行実務です。この3科目それぞれが100点満点です。そして3科目それぞれを60点以上取って合格となります。

繰り返し覚えてアウトプットする

学習のポイントを紹介していきましょう。一つ目の旅行業法と、二つ目の旅行業約款は比較的楽に学習を進める事が出来ました。なるべく解説と問題が同時に出来る参考書をご購入頂き、覚えたらすぐ問題練習というのを繰り返します。

インプットしたらすぐアウトプットするという方法だと、比較的地力がつきやすいかと思います。理想的な参考書は、左のページに説明。

右のページでその項目の問題集という構成の参考書だと読み進めるだけで自動的に覚えていきます。そして、すぐに忘れても大丈夫です。

参考書をとりあえずさらっとで良いので3周して下さい。そうすると嫌でも頭に入るでしょう。それでも自信が無ければ4周すれば良いのです。

しかし、厄介なのが三つめの科目、国内旅行実務です。これは列車の駅の乗り換えの問題や、地理の問題が出てきます。実務だからと言って試験当日になにか実技的な事をする訳では有りません。

あくまでも筆記テストです。しかし、この実務の問題はルールを覚えたうえで、習うより慣れろという様な問題が多いので、ここは実務だけの問題集を活用される事をお勧めします。

旅行地理検定で学習すれば一石二鳥

そして、私が一番苦労したのが、その実務の中の地理。出題数が少ない割に、出題範囲が広いので、日本全国の地理に関してしっかり学習しないといけない割には、配点が少ないのです。

しかし、思い切って捨てても良いレベルの配点では無いため、しっかり学習しなければなりません。そこで、私は旅行地理検定という資格を取る事にしました。

つまり、旅行地理検定の学習をしていると、自動的に国内旅行業務取扱管理者の学習にもなり、気が付けば資格を二つ取得している事になるのです。効率がいいですよね。

勿論、人それぞれ学習スタイルは異なるとは思いますが、是非参考にしてみてください。