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就職活動にテクニックは必要?採用側の気持ちを考えてみましょう。

履歴書の自己PRはこんな風に書くべきだとか、面接でその会社を希望した理由について、こんな風に言うべきだとか、様々な就職活動のテクニックを教わるかと思います。

しかし、本当にその様なテクニックが就職活動の成功につながるのでしょうか?

勿論、教わったことを直ぐに実践出来るというのも一つの素晴らしい能力だと思います。ただ、皆さんが内定を勝ち取って入社してから、企業や皆さんとのアンマッチングが無いようにするためには、お互い本音でぶつかる事が重要だと思います。

とある会社の人事担当者にこんな事を聞きました。「最近の学生さんは、就職活動で学校やインターネットから様々なテクニックを覚えてくるから、皆同じ様な事ばかり言ってくるので見分けがつかない。」つまりテクニック重視の活動をしていると、皆さんの個性が認められないという事なのです。

しかし、入社後に社風と個性が合わなければ、これは不幸な事。素直に自分をさらけ出す活動をしてみては如何でしょうか?

採用担当者が採用活動によって知りたい事は、一体何なのでしょうか?これも某企業の採用担当に聞きました。「皆口を揃えて、御社が第一志望ですと言うから、採用しても本当に来てくれるのか心配。」つまり、採用担当者は皆さんの能力だけでなく、本音を知りたいという訳なんです。

厳しい就職活動に対して、そんな綺麗ごとを言っている場合じゃ無いなんて思われてませんか?でもよく考えてみてください。入社してからプロとして仕事をするというのは、もっと厳しい事なんです。

本音でぶつかる就職活動は、ひょっとしたら社会人生活の大切な糧になるかもしれません。折角の就職活動の期間、成長の糧としてみてはいかがでしょうか?採用担当の気持ちを考えた活動は、入社後、お客様や職場の仲間の気持ちを考えられる、有能な社員への練習になることでしょう。