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自分を知ってもらう履歴書。重要なのはマナーを守って書くということ

履歴書は自分の事を知ってもらうためのツールです。マナーを守った書き方は当然の事として、うまくアピールが出来る書き方をして、良い印象を与えられる履歴書に仕上げましょう。先ずは履歴書を書く時の基本のマナーを説明します。意外に知らなかったと思う事は有りませんか?確認しながら読んでくださいね。

パソコンを使っても良い?

履歴書は黒いペンで、自筆で書くものだと思われている方が多いようです。しかし、最近はパソコンで書く人も増えてます。常識としてはどうなのでしょうか?実は最近ではパソコンでもOKなんです。もちろん、会社によっての指定の有無には注意が必要ですよ。

自筆で書く場合は、へたな字でも良いので丁寧に書きましょう。今更言わなくても大丈夫だとは思いますが、シャープペンシルなどは使ってはダメですよ。

書き間違えたら

ボールペンを使って書いた場合、間違えたからと言って修正テープなどを使ってはいけません。例え面倒でも最初から書き直して下さいね。 二重線と訂正印を使われた方を見た事が有りますが、それもNG。 書き直す事が前提と思ってください。

写真

写真は3か月以内に撮影した証明写真が原則です。正社員の採用試験では無いのですが、海に遊びに行った写真を切り抜いて貼られた方がいらっしゃいました。個性的な所は認めてあげたかったのですが、写真だけで不採用になられました。そんな笑い話のような事をされる方は少ないでしょうか、履歴書という書式である以上、ユニークさは履歴書の書式に反映せず、あなた自身の中身で表して下さいね。

次に、しっかり履歴書でアピールにつなげる方法を紹介します。こちらも今更と思われる事も有るかと思いますが、当たり前の事を当たり前に思えるようにきっちりと記入しましょう。

職歴の記入

職歴が有る方は会社名を省略せずに記入しましょう。よく株式会社を㈱と省略される方もいらっしゃいますが、省略せずに書きましょう。学歴も書きましょう。転職の場合は最終学歴で十分です。学歴と職歴とは分けて各事をお勧めします。

転職される方で、以前役職が有った方は役職も記入しましょう。また、その役職で何人の部下がいたかとか、どういう役職だったのか、よく面接で聞かれるポイントですので、答えられるようにしておきましょう。

免許や資格

受験先の会社の業務に直接無い資格を書かない人もいますが、せっかくのアピールの機会、どんな話に発展するか分かりませんので、持っている資格は全て書いておきましょう。この項目も面接で質問されやすいポイントです。どんな資格なのか、取得した目的は何だとか、取得してからどう役立てたかとか、答えを持っておくようにしましょう。

志望動機

なぜこの会社を受験しようと思ったのかを明瞭に書きましょう。ポイントは、なるべく具体的に書く事と、自分の言葉で書く事。ここで変に飾ってしまったり、誤魔化してしまうと面接の時に辛いです。自分のやりたい事や、自分がその会社で活かせると思う事、その会社で仕事がしたいという思いが伝わる様に書く事がポイントです。

ここは面接でも一番重要なポイントです。もしあなたが採用する側だった事を想像してみてください。受験した人が、何で自分の会社を受けに来たんだろう?って素直に思いますよね。そういう相手視点で答えを用意すると、変に飾らなくて済みます。

自己PR

自分の特技や長所、それがどう会社に貢献できるのかを相手に伝わるように書きましょう。一方的に伝えるのではなく、ちゃんと伝わるように意識しながら書く事が重要です。ただし、欠点の無い人間はいません。得意な事だけで無く、苦手な事も書いておき、それをどう克服したのかという所までアピールしておけば更に印象が良くなります。

以上、ざっと履歴書の書き方の基本を列記しましたが、如何お感じになられましたでしょうか?結局履歴書は自己紹介書。ありのままの自分を、決まった書式で前向きに書けば良いだけの事なんです。

そして、面接で、面接官は履歴書を見ながら質問をするという事を念頭に置いてください。履歴書を書きながら、ここを質問されたらこういう風に答えようとシュミレーションをしながら書けば良いのです。

下書きの履歴書を作って、採用担当の気持ちになったつもりで質問を作ってみましょう。それに対して上手く答えられるか、上手く答えられないかで、その履歴書が良い書き方なのかどうかの判断も付きます。また、その履歴書を見て、自分自信を見つめ直す良い機会になるかも知れませんね。

という事で、書式の話から、その活用方法までを紹介させて頂きました。是非役立ててください。