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大志を抱け!ASOAを活用すれば米国系企業のCEOも夢じゃない

就職活動で奮闘中の新卒の皆さんも、社会に出て転職を考えている方々も、「アソア」と言われてもピンと来ないことと思います。

まして、この記事のタイトルともなっている「ASOAを活用すれば米国系企業のCEOも夢じゃない」などと言われても、首をひねる方々が殆どだと思います。

では、ASOAとは一体何なのでしょうか?「ASOA(アソア)は、アメリカ州政府在日事務所、及び各地方自治体会員の共同活動、及び情報交換等による、相互利益のために設立されました」を目的に組織された機関です。(※ASOAの設立趣旨については公式HPより掲載)

設立目的にあるように、ASOAは日米両国の投資案件や貿易案件などを、州政府ごとに詳細に紹介しています。現在、ASOAには全米の17の州の州政府事務所が加盟しています。そして、日本にはASOAに加盟せずに独自の活動をしている在日州政府事務所が存在します。

ASOAは、アメリカ全州と日本との懸け橋を自負し、貿易や投資、観光、そして文化交流の促進を積極的に進めています。中でも貿易と投資には力を入れており、政府機関や各業界団体、そして企業等と協力して、投資や貿易などに関する説明会を開催しています。

ではASOAをどのように活用すれば良いのかを見てみましょう。

1.州政府、若しくはASOA主催の説明会に参加して、日本に進出したい米国企業の情報を収集する。これは、説明会を開催するほど日本に進出したい意向の表れです。こう言うチャンスを見逃す手はありません。何度か説明会に出席を重ねる内に、米国企業の幹部やなどとの人脈も構築され、自分を認めてくれる人と出会う可能性が高くなります。

2.同時に、説明会に出席した米国企業の関係者や、州政府事務所の職員の知己を得る。

3.州政府事務所の責任者と接触し、自分の経歴や得意とする業界について知ってもらう。特に、州政府事務所の米国人責任者と親しくなっておく事は、人脈を広げる以外にも多くのメリットがあります。

4.その際には、自分の英文経歴書を提出しておく。これは重要です。もしあなたの経歴に沿った米国企業が日本進出を目論んでいるとしたら、日本における信頼できる責任者を確保する事から始まります。その際、州政府事務所の責任者のレコメンデイション(推薦)は、大きな意味を持ちます。

5.同時に、自分のマーケティング能力やマネジメント能力についても強調しておく。この事は4.とも連動しますが、提出する経歴書に学歴など一般的な事だけを記しても無意味です。日本に進出しようとしている企業は、マネジメントやマーケティングについての即戦力を求めているからです。それらを強調した経歴は絶対必要条件です。

私の友人で、このASOAを上記の方法で活用し、某米国企業のCOO(Chief Operating Officer:最高経営執行者)に昇り詰めた男性がいます。あなたも、ASOAを活用して、米国企業のCEO(Chief executive officer :最高経営責任者)を目指しませんか!

下記に現在のASOA会員のリストを記します。リストの2列目と3列目は、特に力を入れている分野です。(※ASOA公式ホームページより抜粋)

アラバマ州商務省日本事務所 貿易 投資

アーカンソー州政府日本事務所 貿易 投資

ジョージア州商務省 貿易 投資

アイオワ州政府日本事務所 貿易 投資

インディアナ州政府駐日代表事務所 貿易 投資

シシッピ州政府駐日代表事務所 投資

ミズーリ州政府駐日事務所 貿易 投資

モンタナ州政府駐日代表事務所 貿易

ネブラスカ州政府駐日代表事務所 貿易 投資

ノースカロライナ州政府日本事務所 貿易 投資

オレゴン州政府駐日代表部 貿易 投資

ペンシルベニア州日本投資事務所 貿易 投資

テネシー州政府日本事務所 投資

テキサス州政府日本事務所 貿易 投資

バージニア州経済開発機構 日本事務所 投資

ウエストバージニア州政府日本代表事務所 貿易 投資

サウスカロライナ州港湾局 日本事務所 貿易 投資