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発表や司会の機会にトチらない為の、原稿を覚える6つの秘訣

社会人になると原稿を覚えないといけないことって多いですよね。何らかのスピーチや司会、プレゼンの発表など機会は様々だと思います。

原稿を読めれば問題ないのですが、なかなかそうも行かない状況も多々あります。そんな時、内容がぶっ飛んで頭が真っ白になったことありませんか?今回は原稿無しで演題に立つときの注意点や原稿を覚える秘訣を紹介させていただきます。

丸暗記に頼らないのがベスト

丸暗記のデメリットは一度詰まってしまったら後が続かなくなることです。丸暗記はどうしても言葉の流れやリズムで覚えることが多いので、一つ飛んだら皆飛んでしまうんですよね。

どんな場面であっても一語一句間違ってはいけない状況って少ないと思います。なので丸暗記に頼らず、原稿の内容ををストーリー立てで覚えておくと、多少言い回しは変わったとしても伝えるべき部分は伝わるはずです。部分部分の重要なキーワードや強調部分をしっかり覚えておくと言葉が詰まっても内容的にはなんとか最後まで話せますよね。

どうしても丸暗記しなければならない場合(社訓などの重要な文章)

上記にも書いたように、丸暗記は言葉の流れで覚えますので、詰まるのは句読点の後や、文章が切り替わったところに多いのです。ですので一通り原稿を覚えた後は、文章の頭の部分を重点的に前の文章の最後の言葉と関連付けて覚えるとスラスラ言葉が出てくるようになります。『~データにもありますように最も効果が高いことがわかります。そして、今回の試みでは~』と続くような文章であれば”わかります。”の後は”そして、今回は”と繋がるという風に覚えておけば詰まってしまう危険が少なくなるというわけです。

プレゼンテーションならスクリーンに映る部分に関連付けて覚える

プレゼンであれば、完全にソラで覚えなくとも、スクリーンやモニターに移るグラフや図に関連付けて覚えると楽です。このグラフがでたらこの文章を喋る、この図がでたらこの言葉で出るといった具合に、何か関連づけるものがあれば覚えるのがとてもスムーズになりますね。

演題に立つときは余り拝聴者を見ない(意識しない)

どうしても拝聴者を気にしだすと緊張したり、プレッシャーにより一瞬で頭が真っ白になることがあります。しかし見ないといってもずっと俯いて喋るわけにも行きませんのでなるべく意識しないよう、うまく人の顔からそらすように視線を移動させてください。

最終手段は手の平に書いておく

もちろん、全文を手のひらに書くのは難しいですし、手に書いた小さな字を頻繁にじっくり見ていては挙動不審です。上記で述べた通り、各文章の頭の部分をいくつか書いておけば、後はスラスラと言葉が繋がることと思います。

保険として原稿はポケットに忍ばせておく

それだけでも少なからず安心感はありますし、手のひらに書いた最終手段でもなんともならなくなったときはもう原稿を取り出すしかありません。途中退場や中断するよりかは遥かにリスクが少ないといえます。

これも場数を踏むことが大切です。どんなに原稿を読み返し覚えても、緊張で頭が真っ白になるのを回避するのには場慣れしておくことが一番効果的ですので、苦手といって逃げてばかりでは本当に失敗してはいけない場面がデビュー戦みたいなことにもなりかねません。比較的、失敗してもリスクの少ないような発表の場があるならば積極的に経験を積んでおくと後々楽になりますよ。