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集団面接恐るるに足らず!聞いてはいけないタブーな質問集!

今回は、「面接恐れるに足りず」について検証してみます。これは、W大学OBで構成されている異業種交流会兼勉強会での発言をテープ起こしした実話です。

読みやすいように発言の一部を文語体にしてあります。

1時面接や2時面接では集団(4-5人)で面接される場合があります。集団面接では、最後に必ず聞かれる「何か質問はありませんか?」が一番重要なポイントです。この質問に対して的外れな事を発言すると、取り返しのつかないことになります。この面接担当者からの最後の質問に対して、応募者のあなたが絶対に発言してはいけない質問内容があります。熟読して下さい。

A氏:「最近の応募者は大人しいのか、謙虚なのか、面接の時に静かですよね。」

B氏:「確かにそう思います。“履歴書を読んでくれれば自分のことは判るでしょう“と言うような姿勢の応募者が多いように感じますね。」

C氏:「ですが、それでは面接担当者の立つ瀬がありませんよ。何しろ“採用”しなければならなんですから。」

A氏:「私の場合、面接の最後に“何か質問はありませんか?”と応募者全員に聞いて、黙っている応募者は不採用にしています。

B氏:「そうなのですか。私も見習いましょうかね?」

C氏:「こちらの意図を汲めずに、的は外れていても、何とか自分をアピールしようと言う健気さ(けなげさ)を私は評価しますね。」

D氏:「同感ですね。1次面接や2次面接では、言い方は不謹慎かもしれませんが、応募者は玉石混交の状態ですからね。差別している訳ではありませんが、女子大生にそれが顕著だと私は感じますが。」

B氏:「しかし、“何か質問はありませんか?”と聞いて黙っている応募者を不採用にすると言う方法は有効なのですかね?」

A氏:「100%有効とは言えませんが、少なくとも積極性の判断にはなると、私は考えていますが。」

D氏:「しかし、応募者の中にはピント外れの質問をする応募者もいるでしょう?」

A氏:「確かにいますね。」

D氏:「応募者のする質問の内容は、1歩間違えば彼らの命取りになるのではないかと思いますが、その辺はどう思います。」

A氏:「それはそうですよ。いくら積極性の評価と言っても、企業や社会に対して余りに無知で独善的な質問は評価できませんよ。」

D氏:「例えばどんな質問が評価できないのですか?」

A氏:「そうですね、例えば、“年間の休日は募集情報どおりですか?”とか、“有給休暇は間違いなく取れますか?”などと聞く応募者は駄目ですね。」

B氏:「いや同感ですね。私だったら、“X君、そう言う事は仕事が出来るようになってからの事でしょう!”と、心の中で舌打ちしてしまいますね。」

A氏:「いやはや同感ですね。」

B氏:「とにかく、福利厚生関係の質問をする応募者はアウトだと思います。

C氏:「しかし現実として、そう言った類の質問をする応募者が増えましたね。」

D氏:「そう言えば3年前でしたか?私も含めて入社式に出席した社員全員が驚いていましたが、入社式に母親と一緒に出席した新卒の“坊や”がいましたね。」

B氏:「マザコンってヤツですね。うちの会社にもいますよ。週に2回は母親とランチしている“僕ちゃん”が。」

A氏:「私は思うんですが、とにかく権利の主張だけは一人前では駄目だって事ですよ。会社で働くことは実社会での勉強なんだと思ってくれないと、と思いますよ。」

いかがですか、こんな質問さえしなければ、面接など恐れるに足りません。

是非こちらを参考に集団面接を乗り切ってください。