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昇格ビジョンを明確にする!数十年後の自分を見据える6つのプロセス

出世するのに必要なことはなんでしょうか?日々がむしゃらに頑張るだけではいけません。

もちろん努力をすることは大切なのですが、キチンのした目標をもちそれに対して必要な取り組みを行うことが重要ですよね。そして将来的な自分を見据えるのには一つのステップアップに対し短期、中期的な目標を持つだけでなく、長期に数十年後のビジョンを明確にしたなかでどういう動きが必要になってくるのか考えておくべきです。

そこで今回は長期的なビジョンを見据えた上で段階的な目標をたてるのに必要なポイントを紹介させていただきます。

段階的な出世の目標時期を定めておく

最終的には部長まで昇格したい、と思っていてもいきなりなれるわけではありません。主任、係長、課長、次長などのステップを踏んで昇格できる職責ですので、それらの目標時期を定めておくことが必要になってきます。

会社によって昇格ベース期間というのは異なると思いますが、普通の会社であれば実績が高いからといってすぐ出世できるわけではないので、現在の年齢と役職から残りの勤務年数を踏まえたうえで目標を立ててみましょう。

各段階における目標に対し更に段階的に必要な取り組みを考える

20年後に部長になるためには15年後には課長にならなければならない、その時期に課長になっておくためには・・・と考えてくと、まずは5年後に係長にならなくてはいけないというような初期のビジョンが見えてくるかと思います。そしてまずはその5年後に係長になるためにどのような段階的な活動をしなくてはならないを考えなくてはいけません。

例えば3年後までに部下を持たなくてはいけない、その為には今年中に後輩を指導できるようなポジションに居なくてはいけないなどなるべく明確に目標を持つようにしましょう。

自分のベースとなる見本を見つける

現在の上司や出世スピードの早い他職場の人をなどをみて次のステップに進むためにはどのような実績を出しているのかを注意深く観察してください。そしてその実績を出すためにはどのような努力をしているのか?もしくは取り組みを行っているのかを研究することで各段階における目標に近づくことができます。

ライバルになると予想される人物を観察する

見本となる人の行動と同等以上の成果を出したからといって同じように出世できるわけではありません。それは学校の成績にある平均評定と同じように同時期に昇格タイミングに居る人の成果や業績、そして成長の見込みなどで昇格に必要な要素が変わってくるからです。

学校の成績も平均評定であれば同じ問題で同じ点数を出したとしても年代によって成績は変わると思います。ですので自分のライバルになりうる人物の成果などを観察してそれを上回る実績や能力を認めてもらう必要があります。

必要以上の先取りをしない

早い出世にはより早い段階で更なる業務に付いたり重要性の高い取り掛かる必要があります。しかし、それらにこだわりすぎて現状の仕事を疎かにしていては順調にステップアップすることはできません。ですのでまずは今自分に与えられている役割と作業を確実にこなすことが重要で、その上で更なる高みを目指す姿勢を見せるのです。

必要とあらば遠回りも

職場での人における地盤固めや能力を身につけるのに現状の役職に留まること、また出世コースに外れた職場を経験するといった遠回りも必要な場合があります。管理業務に回ってしまうと出世コースは安定したものになるかもしれませんが、実務においての知識や能力を高めるチャンスが少なくなります。こういう地盤固めを疎かにするとどこかのタイミングで知識や能力の差が出てしまい、頭打ちになる危険があります。

明確なビジョンを持つ上で気をつけなければいけないのが、効率性を気にしすぎて必要な手順を飛ばしてしまうことですね。特に人脈や人望などはその立場持ち場で得られるものが変化しますので、簡単に無駄なことと決め付けず些細なことでも真剣に取り組む姿勢が重要です。