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出来る人間と評価されるには?定時で帰宅するデキル社員の仕事術

「晴れての採用と入社おめでとうございます!」と言いたい所ですが、見事に採用を勝ち取って正社員となったのは良いが、実社会に出てみたら「どうして社員の多くは定時に帰らないのだろう?」と疑問を呈する方が多くいると思います。

日本人は働き者と言う伝統と文化は、遺伝子レベルで組み込まれてしまっているのかと錯覚するほどです。

3.11東日本大震災の影響もあって省エネが叫ばれている現在、企業としては就業時間内にその日の業務を終わらせて、退社して欲しいと思っています。しかし反面、為替相場の乱高下による企業収益の不安定、ホームレスの増加、リストラの蔓延など、企業で働く人達にとっては厳しい現実が目の前にあります。

「自分がリストラに合わないためにはどうしたら良いか?」と言った不安を日々だき続けながら業務に勤しんでいるのが現実と思います。定時に退社せずに残業をしている、或いは残業をしている振りをするする行動は、リストラ回避策の悲しい手法の1つと言えます。

定時には退社したいと思っているのはあなただけではありません。他の社員も同様に考えているはずです。ここでは、定時に退社する仕事術と、定時に退社するけれどもアイツは出来る社員だ、と思わせる方法を伝授したいと思います。

先ず、朝は遅くとも06:00には起床して当日の業務活動のため、心身の準備をすることです。

第2に、通勤時間を活用して出勤前に、今日やらなければならない業務を想定し確認する事です。

第3に、今日やらなければならない業務の内、重要な事項や問題を抱える事頭については、頭脳が明晰な午前中に処理する事が肝要です。

第4には、出勤前の自宅、若しくは通勤の時間を活用して、今日の業務で省ける事項はないか、無駄な作業と思える事はないかについて再確認する事です。

第5には、前述の第4の点に基づき、且つ同様の仕事が過去になかったかなど、前例があればそれを活用して業務の効率化を図ることです。また、自分が処理を進めると時間が掛かる(効率が落ちる)と思われる業務は他の社員に頼んで処理してもらうようにすることです。

第6については、よく言われる「ほう・れん・そう(報告・連絡・相談)」に関わることですが、自分が担当する業務の完成直前に、直属の上司に業務遂行内容を報告し、その後の作業についての指示を仰ぐようにしましょう。これは会社と言う組織に、そして社会人として非常に重要なことです。

最後に、定時に退社する仲間を創り、尚且つ、定時に退社したくなるような自分なりの趣味や、定期的に楽しめる予定を創ることです。

いかがですか?これであなたは、「アイツは何時も定時に退社するけれど、仕事はできる社員だ!」との評価を得られることは間違いありません。善は急げです、早速明日から実践して下さい。