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長期で同じ内容の仕事を根気強く続けていくための秘訣とは?

毎日何かを続ける事はとても大変です。それはジョギングであったり、勉強であったりと何事にも言える事なのですが、ある程度習慣がつくまでは挫折や中断を繰り返すことも多いかと思います。

それは仕事であっても同じです。

自分がスキルアップを図るために毎日始めようと事があっても習慣づかなければ、根気よく続けることが難しくなりますね。そこで今回は同一、同種の事を習慣づけて続けられるようにするポイントを紹介させていただきます。

少しでもいいのでやることが肝心

大量の作業であると、多く時間を取れるときにやりがちですが、今は時間が余り無いからと後に回していてはいけません。これはスイッチの入りやすさに影響します。一分、1秒でもいいので取り掛かかり回数を増やすことで、実際やらなければいけない時間にスイッチが入りやすくなります。なかなか始めようとしても取り掛かりに苦労する人は、このスイッチが入りにくい人で、取り掛かりの回数が少ないのが原因だと考えられます。

時間を指定する

習慣づけるのに必要なのは毎日同じ時間に作業開始を指定することです。例えば起きてから朝ごはんを食べるまでとか、昼食後とか決めた時間に毎日行うことで意識せずスイッチが入りやすくなり、それが自然に行えるようになったとき習慣へと変わります。間違えてはいけないのが決めた時間以外はやらないのではなく、決めた時間には少なくとも必ずやるということです。上記にある通り決めた時間以外にも余裕があれば積極的に進めましょう。

気が散るような物を遠ざける

よくある掃除中にちょっと開いた漫画で、気がつくと長時間作業を中断してしまったのと同じです。今ではスマホなどは暇つぶしのアプリ満載でちょっと息抜きで始めてしまうとなかなか作業再開しづらくなります。休憩をするときは時間を決めなるべく場所を変えてみる工夫も大事ですね。

しかし、BGMを聴きながらの作業などは逆にはかどったりする場合がありますので、効果的な事はどんどん取り入れましょう。ガムなど物を噛みながらは集中力が高まるという話もよく聞きます。

期間内の目標値がある場合余り隔たったこなし方をしない

例えば今週100個の作業の目標値があったとして、初日にガッツリ50個とかこなしてしまい余裕があるからと2.3日やらずに要ると次に再開するときにスイッチが入りにくくなります。余裕があったとしても毎日少しは取り掛かるなど、コツコツ進めていくのが習慣付けるコツですね。常に30パーセント程の余裕を保ったまま一度に無理をせず、平均的に進めていくのが長く続ける理想的な進め方です。

周囲に理解を求める

順調に勧めている所に別の用事が入ったり、作業途中で中断が繰り返すと作業スピードが著しく低下したり、ミスが発生したりしますので、集中して作業する場合は時間を指定して、この時間は作業に集中させてほしいと周囲に理解を求めるのも必要になってくる場合があります。といっても無理に気負った進め方ばかり行っていると精神的に負担がかかるので、遅れている時や期限に差し迫った場合に行うようにしたほうがいいですね。

やらない時間を設定する

取り組んでいることが自分の時間の多くを占めてしまう場合、他の用事との兼ね合いが発生します。少しでも進めたいという気持ちがあるかと思いますが負荷が大きくなると長期に渡り続けることが困難になる場合がありますので、例えば夕食後からの時間は他の事に専念したり、趣味の時間にあてるといった具合にメリハリが重要になってきます。目標を高く持ちすぎて無理が祟り続けられなくなるのは本末転倒です。

色々書かせていただきましたが、物事を根気よく続けることで一番重要なのはやはり自分のスイッチを入れられるかどうかです。今から2時間みっちりやるぞと意気込もうとしてもなかなかスイッチが入ってくれなかったりしますのでちょっと10分だけやってみようという気持ちで取り掛かると1時間くらい進められたりします。気負わずとにかく少しでもいいので取り掛かる癖をつけるのが長続きに繋がるのだと思います。