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極秘!~怖い昇進昇格人事の裏側~どんな社員が上司に認められる?

希望する会社に入社して数年が経つと、自ずと昇進・昇格が気になる所です。では、昇進・昇格はどのようにして決められるのでしょうか?

もちろん、会社には昇進・昇格に関する規定があります。しかし、規定だけに頼って、規定一本槍でそれを決めている訳ではありません。

昇進・昇格には紆余曲折があり、主観が入り、そして第3者の意見を取り入れることもあるのです。

幹部達の悩み・本音

今回は、G大学OBの先輩達の本音をインタビューしてきました。彼らは団塊世代後半の現役の会社幹部達です。

文章や文言、そして言い回しに読み苦しい個所があると思いますが、彼らの本音を出来るだけ正確に表現したためとご理解いただきご容赦ください。

G氏:「今俺は会社の人事で悩んでいるんだけどな~。どの候補者も“帯に短し襷に長し“って言う感じで困っているんだ。両者とも一長一短があるし。」

M氏:「昇格人事で悩んでるのか?」

G氏:「そうなんだよ、実は総務部の課長を次長に昇進させた後釜の課長人事で、候補者が2人に絞られたんだけど、2人とも同時昇進させたいくらい優秀なんだよ。」

A氏:「2人とも昇格させりゃ良いじゃないの。お前の会社は儲かってんだから。」

G氏:「そうはゆかないよ、規定もあるしな。それに常務会でなんと説明するのさ。」

B氏:「業務能力と業務に関する知識は同等、仕事は同じようにできる。そして部下の信望も同じように厚い。人柄もそこそこって訳か?」

M氏:「あのさ、女性社員にはどっちのヤツが人気があるの?

G氏:「何でだよ?それは関係ないんじゃないの?でも強いて言えばだけど。ま~、どっちかと言うとX課長補佐の方かな?」

B氏:「その2人の課長補佐だけど、彼らは歴史、地理とか、世界情勢についてはどうだ?どっちの課長補佐がそう言った教養度が高いんだ?」

G氏:「う~ん。やっぱりX課長補佐かな?」

A氏:「それじゃ、X課長補佐に決まりだな。」

G氏:「???」

C氏:「俺はMの質問の意図が解るしMの考えているんじゃないかってことに同感だぜ。だって、女性社員は良い意味でも悪い意味でも縁の下の力持ち的存在じゃないの。

一応、家庭だってそうだろ?その縁の下の力持ち的存在に人気があるなら、会社的に見て大きなプラスになると思うよ。それに、歴史や地理に詳しいんなら、総務部を通じて全体的に業務を把握する能力があると思うよ。

M氏:「Cよ、良く言ってくれたな、Thank youだよ。その通りなんだ。」

A氏・B氏・D氏:「うん、それで決まりだ!」

G氏:「やっぱりな~。やはりX課長補佐が昇進か。判った!俺もそう思っていたんだ。ありがとう、胸のモヤモヤが消えたような気がするよ。」

時には女性社員からの評価も重要

会社はGoing Concernが社会的使命です。やはり歴史、地理は大切ですね。それに女性社員からの評価も・・・