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大幅な印象UPは、まさかの上司に噛み付いた後がチャンス!

上司には嫌われたくない、誰もがそう思っていると思います。しかし、どうしても納得できなかったり、明らかに理不尽なことを言われたときに噛み付いてしまうこともあるでしょう。

そして冷静になった後で後悔でいっぱいになる。そんな経験ありませんか?

確かに噛み付いたとき、上司は明らかに顔を真っ赤にして怒っていた。でも、それだけで評価が落ちたと思い込むのは早計です。上司とて冷静になったときあなたの言っていた事をキチンと考えてくれています。その後の対応によっては逆に評価が上がる場合もあるんです。そこで今回は噛み付いてしまった後の上手なフォローを紹介させていただきます。

上司がどうしてそのようなことを言ったのか、仕向けたのかを考える

そこに悪意はあるのでしょうか?恐らく怒ったときの印象のほとんどはきっかけになった時の苛立ちと噛み付いたときのやり取りだと思います。元々の原因をよく思い返してみるとそこにそれほど悪意は存在しないと思います。

友人や家族との喧嘩も同じですよね、原因は案外大したことのないものでその後のやり取りで苛立ちが強まっただけのことが多いと思います。やはり、噛み付いてしまったという冷静な対応が出来なかったことをキチンと受け止め、元の原因になった部分をよく考えてみましょう。

冷静になった後で謝罪と自分の気持ちを告げる

謝罪するといっても全てにおいて非を認めるわけではありません、どんな理由であれ少なくとも部下が上司に噛み付いたのですから、その部分においては謝罪すべきです。その後に上記にある元の原因を冷静に考えてみたことを上司に告げると良いでしょう。

当時怒っていた上司もその頃には落ち着いているでしょうから、建設的なことを言ってくれるはずです。重要なのは、冷静になって考えた事と何故そのとき自分が噛み付いてしまったのかの理由を真剣に告げることで、それが評価回復のポイントです!

上司は真剣に考えてくれたことを喜ぶ

ご機嫌をとってゴマをすることだけが、上司の喜ぶツボではありません。噛み付いたのはお互い真剣になっている証拠でもありますので、上記にある冷静になった時のやり取りこそ逆に自分を売り込むチャンスです。ここでのやり取りは上司側も真剣に聞いてくれますので「こいつはちゃんと考えてくれている」「普段はチャラチャラした奴だと思っていたけどしっかりしている」という印象を与えましょう。

上司に汚名返上を期待させる

噛み付いてしまったことに対し「偉そうなことを言ってしまった以上、今後は今まで以上に頑張ります」といった感じに、噛み付いてきたことで逆にやる気を出しているように見せられるとこっちのもんです。上司とて部下が噛み付いてきたことに少なからず不安と怒りがあるでしょうし、”ひょっとしたらこれは逆に良かったことなのでは?”と思わせるようにしてみてください。

上司とて同じ人間です、ちょっとしたすれ違いや勘違いで、裏切られたと思ってしまうこともあります。しかし、噛み付いた時やその後などそういう時にしかできない話もありますし、自分の意見を真剣に聞いてもらえるチャンスであるとも言えますので、バツが悪いからといってこちらから距離をとっていてはいけません。

もちろん部下であるので低い姿勢で謝罪から入らねばいけませんが、きちんとフォローを行えば納得のいくやり取りができることと思います。