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休日出勤や残業は本当に評価されるの?残業は必要悪なの?

会社に勤めるようになってしばらく経つと、「休日出勤や残業は本当に評価されるの?」と言った疑問を持つ人が多くなると思います。

今回は、社員の誰もが嫌う休日出勤が話題です。

G大学のOB達にインタビューしてテープ起こしをしたものです。文章や文言、そして言い回しには読み苦しい箇所があると思います。それは、彼らの意図を出来るだけ正確に伝えるために敢えて発言通りに文章化したことをご理解ください。

U氏:「そう言えば、俺達の若い時代、休日出勤は当たり前のようだったよな。」

K氏:「大体、土曜日は休みじゃなかったしな~。今みたいに週休2日なんて外資系の一部だけだったんじゃないかな?週休2日が定着し始まったのは、たかだか20年前くらいからだろ?」

B氏:「お前の会社は金融関係だから土・日は休みだろ?」

K氏:「そうでもないよ、コンピューターを本格的に導入してからは、結構土曜日は出社してる連中が多いようだよ。」

A氏:「休日出勤か?懐かしい響きだな。その風潮、どう思う?」

K氏:「うちの会社としては、週休2日は法律で決められた事と、労使協定だから守らなくてはと思っているけどね。だけど、会社だからね。生き残りの為だったら法律に対しては緊急避難として対応して、労使協定では手当てで対応する方針だよ。これは会社のトップも平社員も業務内容は異なるけど一緒だね。」

A氏:「そうだよな、人間と同じで、会社だって倒産・廃業に追い込まれたら元も子もないもんな。」

K氏:「要するに、休日出勤は、うちの場合だけど、評価する方針だよ。」

B氏:「なんだかんだ言っても、俺達の時代の生き様を引きずってるわけだ。人事評価って、最終的には主観だからな。」

怖い話ですね。次は残業の話題です。「残業は必要悪?」と題しました。彼らの本音、怖いですよ!

F氏:「うちって結構残業が多いんで有名なんだけど。」

G氏:「何処の会社だってそうだろ?」

H氏:「日本の会社の場合しょうがないんじゃないのさ。」

M氏:「過労死する社員なんかが出てきたら大変だよなー。」

Y氏:「そう言えば、うちの取引先の営業社員が“クモマッカ出血”で倒れて入院したんだ。話によると、家のローンの返済が大変なんで残業代を稼いでいたらしい?」

T氏:「そりゃ悲劇だな。何でそこまで追い込まれたのかな?歩合給かその社員?」

Y氏:「違うよ、れっきとした給料取り、正社員さ。」

N氏:「うちは部署によるけど、基本的に残業は認めない、評価しない方針だよ。」

T氏:「うちもそうさ、会社って不要不急の業務が結構あるならな。残業までして処理してくれなくても良いんだよ。」

S氏:「うちはオーストラリアの会社と取引があるけど、彼らは本当にマイペースだよ。アメリカなんかもそうだな。金曜日なんて午後3時ごろから落ち着きなくそわそわしてるし。」

W氏:「これから景気がどうなるかわからないんだから、さも仕事を一生懸命やってます、って姿勢を見せながら、本音では残業代稼ぎしてる連中は許せねーな。」

A氏:「そんな連中は一生平社員で良いんじゃねーの。待てよ、平社員だと残業代払わなくちゃならないから、副主任補佐とかの管理職の肩書きつけて、飼い殺し、そしてミスを見つけて解雇だな。いやいや、業務上横領で告訴して懲戒解雇も考えられるな。」

おー、怖い怖い。