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眠気・疲れに負け始めた思考停止状態はこうして蘇らせろ!

必ず質問することで理解が深まる

会議や勉強会などで突然の睡魔によって内容が理解できなかったことが私には度々ある。

「いけない」ことは重々承知しているが、眠気を追い払うことはとても困難なのだ。

そんなときは「必ず質問するぞ」と自分にプレッシャーをかけると集中力が増して眠気が消えるので効果的だ。プライドが高い人ほど「なにを質問すればいいか」「笑われるようなことは質問できない」というプレッシャーは強くなり、よりいっそう集中することが出来る。

勉強するときは人目につく場所を選びなさい

勉強する場所で意外と効果あるのが喫茶店などの人目につく場所なのだ。もちろん個人差もあるだろうが前出同様にプライドが効果のエネルギーになっているのだろう。プライドの高いひとほど人目を気にするもの。プライドが高ければ勉強している姿を他人には見せたくないと考えるものだ。それをわざわざ人目にさらすとなれば恥ずかしくない勉強態度としなければならない。こうして自身を追い込むことによって集中力が増すものと考える。

集中力アプリの活用

「溺れる者は藁をも摑む」というが、ワラだって大きな塊になれば効果はあるはずだ。そこで「ワラ」も活用しよう。私はアイポッドタッチの無料アプリで「集中力」に効果があるという周波数を使う。音楽療法も効果あるようだが、私には無意識に聞き流すことの出来る「周波数」アプリが合うようだ。

イヤホンを装着し、キーボードに向うと不思議と長時間集中ができるのだ。向き不向きはもちろんあるだろうが、アイポッドタッチを所有している人ならば試してみる価値はある。

目薬だって効果ある

さらにさらに、「目薬」だって私にとっては必需品だ。眠気はもちろんのこと、長時間のパソコンとの格闘によって目は予想以上に疲労しているのだ。放っておけば眼精疲労になり頭痛に見舞われることになる。

私はこの予防と眠気を吹き飛ばす対策として「目薬」を活用している。私はロート製薬の「アイストレッチ」を使用している。長時間集中には気力と体力が必要。気力は本人に内在した能力次第だが、体力は外的要因で克服できる。「目薬」は体力補充の立派な機材である。上手に活用することをお勧めしたい。

根拠なく「信じる」は思考停止状態にある。疑ってとりかかれ

「信じるものは救われる」と某宗教では教えている。つまり「疑わないこと」が大前提ということになる。しかし人類や社会はすべてを疑うことで真実を究明してきた。だから現代社会にまで到達できたのだ。

世の中に「絶対」はありえない。現代社会の科学の粋を集めた「原子力発電所」は「絶対安全」と言い続けてきた。だが結果として「絶対」が謝りであったことが災いとなって証明された。いまさらながらのことだが、「すべては疑って取り組め」ということになる。

「信じる」ことは疑わないことであり、そのことを考えないということだ。言い換えれば考えないために「信じる」という便利な言葉をつくりだしたのだ。考えないことが容易いからだ。

しかし容易いことばかり追い求めると、いつしか後戻りできなくなる。同じ轍を踏まないためにも「自分の頭で考える」ことが必要である。思考停止状態の「信じる」から自分の脳を解き放ちなさい。

自分ならこう動く、で考えろ

他人の動向を見て判断することが多い。そんな判断方法が身についているひとがそこから抜け出るのはひと苦労だ。「他人の動向を見て判断」とはいうが、それは「判断」ではなく盲従である。

動向を見て判断するのであれば、「他人はなぜそう動いたのか」と分析し、その分析を自分の頭で整理してから判断するのが「思考」というものだ。日ごろからこうした思考癖をつけておかないと、多数の原理に盲従することになる。自分で考えないことは脳に負担をかけないということだ。しかし脳には一定以上の負担をかけるべきなのだ。

健康維持のためにも「運動しなさい」と指導される。運動しないほうが楽に決まっているが、楽という世界に安住していると運動機能が低下して、結果として身体機能が崩壊する。これは頭脳も同じこと。自分の頭で考えることなく他人に判断を任せていれば、責任転嫁も出来るから悩むことも少ない。しかしその状態が慢性化すれば結果としてボケに至るのだ。

「自分で考える」ことは自分の世界観を広げることにもなる。他人判断に盲従するのではなく、「自分ならこう動く」として考えなさい。

いろんな人になりきって考えてみる

役者は多彩な人生観を味わえる、と多くの役者さんがいう。自分の人生はひとつだけに限られている。しかし役者ならば他人の人生を経験することもできる。これを自分の思考にも活用してみると、別角度からの切り口ができる。

歴史上の人物でもいいし、小説の登場人物でもいい。もちろん職場の○○さんという設定でもいい。こうした他人になり切って考えてみると、これまでの自分では思いつかなかった視点が見えてくる。

もちろん、演じている人の思考と、自分の思考を闘わせる討論会という形式も面白いもの。工夫次第でいろいろな思考法を試してみるのも効果的だ。