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有能な人は他部署への顔が広い、人脈の基礎づくりまとめ

直属の上司に認められ順調に昇格していき、自職場では同期よりも出世出来た。しかしそこから先が大変です、そこで頭打ちになってしまい他職場、他部署のライバルに差を付けられてしまう。

そういう方は横の繋がりがネックになっているのかも?

何故なら昇格が進む毎に評価を受けなければならない人物が増えるからです。最初は直属上司からの評価で昇格出来ていたものが、他部署の上司の評価が必要になってくる事がよくあるからですね。

その他にも横の繋がり、他部署への顔が効くという人脈づくりは、自分の仕事の効率性、クォリティーを高めるためにもとても重要です。今回はその点について解りやすくお伝えできればと思います。

圧倒的な効率性を得ることが出来る

基本的に部署を跨いだ依頼などは面倒な手順を踏まなければいけないことが多く、例えばちょっとした備品を借りに行くだけでも書類を作成、提出したり責任者の許可を得るため何度も足を運んだりしなければならないことが多々あります。しかし、面識のある仲の良い人がそこの部署に居ると電話1本で済むことが多いのです。更には関連会社や支社間を跨いだ事となるとその効果は絶大です。

アレですよ、ホラ自分の上司が困った顔で「こりゃ、○○の所に頼まんといかんなぁ」とかボヤいていたときにドヤ顔で「あ、自分知り合い居るんで行ってきますよ」とか言いたいじゃないっすか(笑)。まさにデキる男のセリフ集のひとつです(笑)

恩を売るチャンスを見逃すな!

他部署の人たちがちょっと時間を割いて自職場の用事をしてくれたら、此方でやるより数倍早い、もしくはそのような資料を借りたい。そう思っていてもただ面識あるだけという人には頼みづらいですよね。そんな時の為に常日頃、色々なところに恩を売っておくべきなのです。日本人の特徴として恩がある人にはいずれ返したいという内面があります。将来への布石を投じる意味でも、まずはこちらから他職場への積極的な協力を心がけましょう。

  

恩を売るのは何もその職場の有力者でなくとも良いのです。「自分の部下が世話になった」という相手職場の上司からの好印象も必ず現れてきます。人を選ばす協力する姿勢こそ人脈づくりの最重要ポイントですね。

他職場を交えた飲み会=激熱ポイント!

プロジェクトを終えた時の打ち上げや、定期的な飲み会など他職場の人と交わるときは積極的にコミュニケーションをとっていきましょう。こういう時こそ一気にお互いを知り合えるチャンスです。

しかも飲み会と言うのは都内や都市部などを除き、必ず「足」の問題が出てきます。タクシーを使うにしても一人だと飲み代より高くついてしまう・・・誰か一緒に行ってくれる人はいないだろうかと皆考えています。これを逆に精一杯利用すべきです。

例えば自分の車を出し、行きは自分で運転、帰りは代行を呼ぶ、多少出費はありますが、ここは是非自職場だけでなく他職場の人も「自分、車出すんで乗っていきませんか?」と誘ってみるのも手ですね。

そういったこまめなポイントこそが将来の自己投資に繋がるんですよ。車を出すまでは無理にしてもタクシーの乗り合いを自分から声かけしたり、いろんな部分で自分を売り込んでいきましょう。

特定の人のみに気に入られていては評価が永続しない

私の経験上、順調に昇格していた人が急に頭打ちになる一番の要素は上司が変わることです。直属の上司や特定の人に気に入られて出世してきた人は、上司が変わることがネックですよね。

どこの職場でも自分の気に入った部下を他部署の人より先に上にあげたがるものですが、他部署の上司は自分の部下をあげたいが故に違う部署の部下を認めることを躊躇することも少なくありません。会社から永続的に評価されるには多くの人たちに認められる必要があると言えます。

他職場の人達への仕事の協力や、仕事以外での気配りにおいても、少なからず自分の負担が発生します。しかし思いもよらぬ形でその布石が効果を発揮することが実際起こるのです。打算的にならず長い目で見て多少のことはケチらないように心掛けておきましょう。