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就職戦線での論理性が養われ、しかも収入になるサイドビジネス

入社試験でも同様ですが、社会人になれば、常に論理性と整合性、そして説得力が求められることになります。

同僚との会話、所属部署での会議、取引先との交渉など、論理性を求められる場面は多くなります。学生時代の友人達と話すような訳にはいきません。そんな話し方をすれば、あなたの人格と人間性、そして教養が疑われてしまいます。

しかし、日々の業務に追われながら多忙な生活をしている方々が、業務の中で論理性と整合性を磨くことは困難なのではないでしょうか。今回は、業務を離れてあなたの趣味や人生観、そして意見などをまとめながら論理性と整合性、そして説得力を磨くサイドビジネスを紹介します。

この方法は、あなたの余暇を利用してできるサイドビジネスです。それは、新聞社や雑誌社にはがきで投稿する方法です。新聞や週刊誌、月刊誌などのメディアには、すべて投書欄がありますので、投稿先に困ることはないでしょう。

はがきに書ける文章は限られていますので、少ない文章の中に自分の思いをいかに入れて文章を書くかがポイントとなります。テーマに関して「起承転結」を要領よく、しかも説得力を持って書かなければなりません。

テーマは新聞社や雑誌社によって制限がある場合がありますが、自分の興味のある、そして時代にマッチした社会性のあるテーマであれば、この投稿作業を続けることが出来るはずです。この作業を続けることによって、知らぬ間に「起承転結」に基づいた論理的で整合性のある、そして説得力のある文章力が身に付きます。

さて、投稿する時のポイントです。ただ単に数多く投稿しても採用されることは少ないでしょう。サイドビジネスとしての投稿ですから、新聞や雑誌などが採用してくれなければ収入とはなりません。つまり、論理性を保持しつつ、投稿記事のユニ-クさや奇抜さをアピールできる文章にしなくてはなりません。そのためには、自分の得意とする分野に集中して記事を執筆し投稿する事が良策です。

また、それぞれのメディアの社風や体質、路線と傾向、そして編集長の性格などを勘案して、それぞれのメディアに投稿記事の文章内容を合わせることも重要なポイントです。この作業により、論理性と整合性そして説得力が養われます。ほとんどのメディアでは、政治・経済・国際・芸能・スポーツ・トピックなどの分野がありますので、当初は自分の得意とする分野か趣味の分野を選ぶことです。

そして採用率ですが、同一のメディアに5回投稿しても採用されなかった場合は、別のメディアに切り替えるべきです。全国版のメディアでは採用率は10%前後と言われています。

採用率が高いのは、地方誌や中小企業が発行している雑誌、専門誌、業界誌、企業の広報誌などで、通常採用率は50%以上と言われています。特に企業の広報誌などは謝礼も高く、投稿先の穴場でもあります。

次にサイドビジネスとしての収益を見てみると、400字詰め原稿用紙3枚(約1200文字以上)で1000円~5000円が見込めます。地方誌や中小企業が発行している雑誌、専門誌、業界誌、企業の広報誌など、複数に投稿すれば月額5万円以上、場合によっては10万円以上のサイドビジネスとなります。

特に新聞のテレビ短評などは、ハガキ1枚に200字程度を執筆し採用されれば、1000円~2000円になります。下記の投稿を募集しているメディアの1例を記載しますので参考にして下さい。

全国紙:朝日新聞(声)

毎日新聞(みんなの広場)

    読売新聞(気流)

政党紙:自由新報(ひろば)

    公明新聞(波紋)

夕刊紙:日刊ゲンダイ、夕刊フジ

その他:ほとんどの週刊誌や月刊誌(これらは採用率も高く原稿料の高いのでお奨めです)

ユニークな投稿先の1つとして、郵便貯金の経験記などもありますので、各メディアに問合せをしたり、雑誌の立ち読みなので情報を集めることをお奨めします。