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会議や検討会で自分を売り込むには?聞く側での重要ポイント

職位が上がり始めて会議や検討会に出席したり、上司の代理で参加したりすることがあると思います。

そういう場所って周りには自分より偉い人や中には普段話すことがない管理職レベルの人が居たりしますよね。こういう所での自分の売り込みはかなり効果的ですが、失敗したり失態を見せたりすると逆効果です。チャンスをものにするために気をつけるポイントを紹介します。

新参者のとしての自覚をしておく

最初に気をつけておきたいのは新参者として会議が始まる前に居る人たちに挨拶することです。なるべく謙虚にそして相手を立てるように自己紹介などを済ませておきましょう。会議などでは自分から発言するのは度胸が要りリスクが伴いますが、他人から発言を求められたり振って貰えたりすると発言がしやすくなりますので、挨拶を通じて顔を売っておきましょう。

メモを取り発言のタイミングを見計らう

上記でもあるように発言が求められない限りこちらから発言するタイミングを見計らうのは難しいです。新参者として自分自ら進行を遮り発言するのは得策ではありませんので、発言のチャンスが来た時に言うべきことをスムーズに言えるよう十分にメモを取りその機会に備えておきましょう。タイミングとしては進行役が全体に意見を求めたときになるべく2番手以降に挙手をするのが無難ですね。

軽率な発言はしない

内容に疑問があったり、自分がおかしいなと思っていても、軽率に発言するのは控えましょう。他人がスルーしている時点で自分の理解力が足りないだけだったり、勘違いでの発言の危険性があります。それに対して軽く言い返されてしまうとその後本当に言わなければいけない事が言いにくくなってしまいますので両隣の人に小声で質問できる雰囲気であれば全体での発言は抑えておいたほうがよいかもしれません。

進行役をたてる発言を心がける

会議や検討会は進行役が概ね重要な鍵を握っています。発言において進行役の方を立てる気遣いをすると自分が優位に進むような流れをつくってくれたり、自分の発言内容を考慮した進行をしてくれたりとてもメリットが大きいです。つまり進行役の方が「○○さんの言っていたように~で・・・」と会議自体に自分の存在性が現れる流れになるということですね。

代理であれば上司の名をつかう

自職場の代表で代理参加する会議であれば自職場の不利な展開になったとき、強気な発言で自職場の有利性を保たなければいけない時があると思います。そういう場合は新参者が自分の言葉で発言するよりも上司の名を借りて、その後の発言に繋げるほうが効果的な場合があります。そしてそういった場合に備えて普段は謙虚な姿勢を心がけておかないと偉そうな若造というレッテルを張られかねませんね。

終了後の挨拶を忘れずに

「お疲れ様でした」との挨拶はもちろん初参加の会議であれば「勉強になりました」などの感謝の言葉などを退出時にかけておくと周りの人からの好感度があがり今後の会議でもやりやすくなります。失態を見せてしまった場合も謝っておくことを忘れずに。

謙虚な姿勢と前後の挨拶を大切に

出る杭は打たれるという言葉があるように、あまり目立つような行為や発言、または粗相があると叩かれてしまい結果的に自分の売り込みに失敗していまう危険があります。しかし、黙って聞くだけの参加だとただの連絡係でしかありません。言葉の一つ一つに注意し、謙虚な姿勢と前後の挨拶などで先に自分の立場をよくしておくことがリスク回避と、発言のチャンスに繋がると言えますね。