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その敬語は正しいですか?職場でよく間違える敬語ベスト3!

正しい敬語の使い方は、なかなかきちんと学ぶ機会がなくて、社会に出ているうちに覚えていくものかもしれませんね。

よく聞いたり、言われたりするうちに、なんとなく自分でも使っていたり・・・。

”うん?”と何かが引っかかるような文章は、何処かが変な文章な場合があります。違和感を感じるものが全て間違いではないのですが、職場でよく間違える敬語のベスト3をちょっとだけご紹介。

【ベスト3】役職+様

メールや郵便物の宛名に「~課長様」と役職に様を付けてしまう人が意外と多いです。”~課長”と切ってしまうと、呼び捨てに似た、失礼な気持ちになるのかな?役職名は、それ自体が地位がある事を表す言葉なので、様をつけないのが正しいのね。

私も以前、「~課長様」と間違えた社内メールを作成してしまったの。それもCCを職場の人に沢山付けて送信をして・・・とても親切な人が、私が送ったメールの誤りを、そっと教えてくれました。今でもその人にはとても感謝をしています。私も、もしかしたらまだ気がついていない人がいたら教えたいなっと思ってベスト3に入れちゃいました。

【ベスト2】来られる

メールや電話で「こちらに来られますか?」と聞く事があります。”来る”の丁寧な言葉を使っていると思っていますが、よく考えると”あなたは来る事ができますか?”に当り、大変失礼な言葉なのです。

似たような言葉で「お持ちになられますか?」”持って行く”の丁寧な言い方として聞く事がありますが、”あなたは持って行く事ができますか?”に当り、「後から持ってきてくれますか?」と言われるかもしれません。正しくは「こちらにいらっしゃいますか?」と「お持ちになりますか?」なのです。ほんのちょっと言葉を入れ替えるだけで、とてもスマートな言葉になりますよ。

【ベスト1】お休みを頂く(社外で使用)

取引先との電話で「○○は本日お休みを頂いております」と聞く事がよくあります。いったい誰から休みを頂くのでしょうか?勿論、上司でしょう。取引先の方の○○さんは今、上司から休みを頂いている状態は、少し違った話として伝えられます。

「○○は休暇をとっております」であれば、”休みである”事が伝わり、それで十分なのです。また、「お休み」ですが、丁寧な言い方として使っていると思いますが、よく考えると”○○さんに付く丁寧な言葉なので、取引先の方には不要な言葉ですね。

現在私の職場で蔓延している、これらのよく間違える敬語達と戦う為に、今日も職場で聞き耳を立てて、もぐらたたきのように一つずつ、潰して行きたいと思います!