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憧れのスチュワーデス。これであなたも肉体労働者?

これでもあなたはスッチーになりますか?鼻からの過激な表現ですが、これは現役のスチュワーデスから聞いた実話です。

昔ほどではありませんが、まだまだスチュワーデスの仕事にあこがれる人達が多いのは事実です。有名デザイナーのデザインしたユニフォームを着て、空港ロビーを闊歩するその姿に一度は憧れた人が多いのではないでしょうか?

かっこいい制服に身を包み、無料で海外旅行に行けて、もしかすると機内で良い人に巡り会えて「玉の輿」。スチュワーデスにはそんなイメージがありますね。そこで、日経某航空会社に減益として勤務するA子さんに、スチュワーデスの勤務実態を聞いてみました。以下のような恐ろしい話が飛び出しました。

A子さんは、「先輩後輩の序列が厳しい陰湿な女の社会なんです。」、そして「スチュワーデスって、所詮空飛ぶウエイトレスかホステスですよ。」と、自嘲気味に語りました。あるフライトで、酔っぱらった乗客の嘔吐物を掃除している時など、「何で私がこんな事を?介護士じゃないんだから。」と独り涙ながらに呟いたそうです。

また、「セクハラなんて日常茶飯事ですよ。そんなことを一々気にしていたら務まりませんよ。」とも言っていました。そして、

「ロングフライト用の機内には、交代で使う仮眠スペースがあるのですが、新人のスッチーは殆ど使わせてもらえませんね。先輩たちが、“今日は生理なので具合が良くないから替わってね”の一言で終わりなんです。逆らおうものなら、その後の報復が半端じゃないですからね。」

「私は正社員だから良いですが、契約社員のスッチーの給与は私たちの半分以下。でもやらされる仕事は一緒ですからね。彼女達とフライト先で泊まった時、一緒に食事やショッピングに行った事などありませんよ。」

「後で契約社員の彼女達に“夜はどうしてたの?”と聞いたら、“お金がないので余った機内食をタッパーに入れて部屋に持ち込み、ずっとテレビを見てました。”ですって。可愛そうでしょう?」

何とも切ない話ですね。

「それから、私は国際線担当なのですけど、国内線に配属されたスッチーは悲惨ですよ。東京・福岡日帰りは当たり前の激務ですからね。」と語ってくれました。そして、「おかげで私は勤務1年でスッチーの勲章とも言える腰痛と水虫になりましたよ。

「それからスッチーにガニ股の人が多いのを知っています?揺れる機内で食事や飲み物をサービスする時は、何時も股関節に力を入れて、足をハの字に開き気味でいますからね。その姿勢でフライト中は過ごしますから、自然とガニ股になってしまうんです。この前、私も彼に“お前、ガニ股だったんだ”と言われてショックでした。」

皆さんいかがですか、花のスチュワーデス?彼女たちの仕事の実態は「華麗」そのものですね。