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人事部長達が本音を暴露!好感を持たれる会社訪問時のファッション

就職活動に勤しんでいる皆さん方。会社訪問は本当に緊張しますよね。特に、第1志望の企業への会社訪問ですと、「何を着ていけば良い印象を与えられるかな?」などとお悩みなのではないでしょうか?中には、前夜「眠れない。」ほど、真剣に悩む人もいるようです。面接も併せてとなると、更に悩むのではないでしょうか。

私の所属するW大学OBの勉強会(本当は飲み会ですが?)には、上場企業の課長から役員まで、約100名が所属しています。中には、代表取締役として活躍している方々もおります。

今年の納涼会の時の出来事でした。ある上場企業の人事担当役員の友人が、突然、「全く今時の新卒は何を考えて、あんなカラス・ファッションで会社訪問するのかね?」と、赤ら顔で疑問を投げかけてきました。そして、「自分としては、相手に対して良い印象を与えようと真剣なつもりなんだろうけど、我々から言わせれば没個性の社会迎合人種にしか見えないよ」と、愚痴を言いはじめました。

それに同調するように、他の友人(某大手保険会社の代表取締役)も、「本当にな~、我々の感覚からは程遠いよ。大体学生なのにスーツは頂けないよ。」、「学生なんだから、それなりの普段着で会社訪問してくれた方が、こちらも評価しやすいよ。」

また、他の友人(某商社の部長)も、「会社訪問の時の服装もそうだけれど、面接での質疑応答も、決まって笑顔でマニュアルどおりの”お答え”だからな~?」、「採用決定権を持つ人間の軌跡をもう少し学んでもらいたいよ。」、「学生なのにスーツ、それもブランドなんか着てこられちゃ、開いた口が塞がらないよ。」、と発言しました。

更に、「我々が学生の時はスーツなんかで会社訪問はしなかったよ。第一、スーツを買う金があれば参考書や学業に関連するものを買ってたよな?たまにはパチンコや雀荘通いに流用したけど。」

そこで、私が、「それじゃ、どんな服装(ファッション)なら評価するのさ?」と、聞いたところ、ほとんどの人達が、「とにかくカラスファッションのスーツは駄目。見たくもない。学生なんだから、ジーパン以外のファッションならOKだよ。」との意見が多数を占めていました。

そこで私が、「ちょっと待てよ、ジーパンは市民権を得てるんじゃないのか?」と聞いたところ、「いいや、ジーパンに対しては、我々は経済的・肉体的に拒否反応があるから駄目だな。」との事。「俺達の学生時代は貧乏でジーパンは高嶺の花だったし、それに団塊の世代はほとんどが短足胴長の劣等感を持ってるからな。」と発言しました。

「それじゃ、どんなファッションならOKなんだ?」と、参加者全員に重ねて聞いたところ、W大学OB勉強会メンバーの結論が出ました。「男性ならチノパン+ポロシャツ+スニーカーでオンの字さ。女なら・・・・とにかくスーツは止めてくれ!入社後、通勤で着るつもりの服装が良いんじゃない。」。

参考になりましたか?しかし、企業によってカラーがあると思いましたが、ファッションに対する考え方は一緒なんですね。そうですよね、彼らは団塊の世代ですからね!?

現在の企業を牛耳っている(?)連中は、俗に言う「団塊の世代」連中です。彼らのファッションセンスを尊重してあげましょう!それが、団塊世代のオヤジ達の劣等感払拭の一助にもなるんですから!