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「できる」人になる!仕事ができる人とできない人の違い!

できない人は、ダメな人?

「仕事ができる人と、できない人は完全に決まっている。できない人は何をやってもできる人にはなれない」そんな風に思い込んでいませんか?しかし、それは違います。そもそも、なぜ自分を「できない人」と思うのでしょうか。

上司に「お前はダメなやつだ!」と言われたから?周りと比べて仕事が遅いから?

ノルマを達成できないから?理由はいろいろあるでしょうが、もしかするとそう思い込むことで、余計に仕事ができなくなってしまっているのかもしれませんよ。

やる気になった人勝ち!?

心理療法の一つに、「暗示療法」というものがあります。自己暗示、つまり強く「こうだ」と思い込むことによって、心身症や神経症を軽減していくというものです。人間というのは不思議なもので、プラスになることを思い込む癖をつけると、だんだん良い方向に変わってくるのです。

仕事に対してもこれは同じ。「自分は立派な人間だ」なんて思い込むのはちょっとやりすぎですが、「自分にしてはいいペースで仕事ができたから、ノルマもクリアできそうだ」「今週は残業を少なくできたから、いい感じだぞ」など、ちょっとだけいい予測を立てて行動してみてはいかがでしょう?

これを少しずつレベルアップさせていけば、周りからも「最近できる奴になってきたじゃないか」なんて言われるようになるかもしれません。

できる人は何が違うのか

さて、では最初からできる人はどうやって仕事をしているのでしょうか。大きなポイントは3つです。

まず、コミュニケーションを積極的に取ること。これは単によく喋るということではありません。できる人は、相手との会話の中で「どこが重要なポイントなのか?」を押さえながら仕事をしているのです。キーワードを見つけることに長けているといってもいいでしょう。いわゆる5W2Hを意識すると良いのではないでしょうか。仕事の基本とされる報告・連絡・相談の”ほうれんそう”も大切ですね。

時間を管理しよう

2つめは、時間についての感覚が優れていること。「どの仕事にどのくらい時間がかかるか?」「どれが急ぐべき仕事なのか?」というように、仕事と時間を結びつけて考えられる人は仕事が早いことが多いです。タイムロスが減りますので、結果的に仕事も早く進むというわけです。この感覚が身についていると、上手に休憩しながら仕事をすることができます。

あなたの周りに「何回もタバコを吸いに行っているのに、何故か仕事が早い」人はいませんか?そういう人はタバコを吸ってリフレッシュすることで、より効率的に仕事を進めているのです。適度な休憩が仕事の効率を上げる、というのは科学的にも証明されています。

筆者は腱鞘炎持ちということもあり、「このくらい書いたら一度休憩する」というように決めて仕事をしていますが、休憩していなかったときよりずっと早く書けるようになりました。手も痛くなりにくいので、実に快適です。席を立つことが難しければ、数秒間目を閉じたり、軽くストレッチをしたりして気分を切り替えましょう。

小さな目標をクリアしていこう

できる人のコツ最後は、目標を持っていること。何も「将来は社長になってやる!」なんて大きな目標を持つ必要はありません。世の中は社長だけでは回りませんからね。

ごくごく小さなこと、例えば「今月は残業を5時間分減らすぞ!」でもいいのです。一ヶ月20日働いているとして、これなら毎日15分早く帰れば達成できます。15分くらいなら、工夫次第で何とかできそうな気がしますよね。こうした「クリアできる目標」を少しずつ達成していくことで、確実に仕事の効率は上がっていきますよ。これはフルマラソンの選手がよく取り入れている方法です。

42.195kmも走るので、やり始めた当初から「絶対にゴールしてやる!!」と意気込んでいると、途中で辛くなってきたときに心身ともにハードになってしまいます。しかし、「次の角まで頑張ろう」「電柱10本分は走ってやる」というように、できそうな目標を持って走るようにすると、だんだんペースがつかめてくるんだとか。仕事でもこの方法は有効ですよ。

自分のペースで「できる人」へ

どんなことでも、周囲と比較して「自分はこうだ」と思い込んでしまうと、本来の実力を発揮できないものです。今回挙げたようなちょっとした工夫を取り入れて、楽しく自分のペースで「できる人」になっていってくださいね。