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転職しても結局同じ!あなたが本当にやりたいこと、わかってる?

最近は働き方も多様になり、「転職」に対する考え方も柔軟になってきている。一昔前は、定年まで同じ会社で勤めることが当たり前だったが、現在ではキャリアアップ・ステップアップを図るために転職する人が増えてきている。インターネットの転職サイトも充実しており、就職先が決まれば「お祝い金」を用意している転職サイトもあるくらいだ。

キャリアアップの転職なら問題ないのだが…

自分の人生プランを考えた時に、「5年後、10年後、20年後はこうなっていたい」、「こんな暮らしがしたい」だから今の会社よりもっと上を目指し、挑戦していく。誰もが一度は夢見ることだと思う(実際に行動に移すかどうかは別として…)

前向きな転職なら、新しい職場でも華々しく活躍することだろう。だがしかし、前向きな転職ではない場合、「人間関係がぎくしゃくして」、「自分にはつまらない仕事ばかり回ってくる」そんな後ろ向きな理由で転職したいとは思ってないだろうか?

まずここで確認したいのは、そういった後ろ向きの要因に対して何か「努力」はしたかということだ。職場の雰囲気が悪いのなら、よくなるように努めて明るく振る舞ったか?つまらない仕事を楽しくする工夫はしたか?

努力に努力を重ね、もう考えられる手段はやり尽くしたのなら、転職もまたいいきっかけにはなるだろう。何も努力せず、結果だけが変わるのを期待してきたのなら残念なことに転職しても同じ結果になると思う。

転職しても同じことの繰り返しになってしまうのは?

会社で働いていれば、周りの人が楽しそうに仕事をしていると見えるかもしれない。ギスギスした雰囲気でいやな気分になることもあるだろう。でもだからといって本当に自分だけがいやな思いをしているのだろうか。

一旦、客観的に周りの様子を見てみたらどうだろうか。自分だけがつまらない仕事をしているわけでもないし、周りのみんなが好きな仕事をしているわけではないだろう。おもしろそうに見えるのは、仕事への取組み方の違いではないだろうか。

誰に言われたからやるのではなく、自分で考えて積極的に関わっていく。これだけでも十分に仕事は楽しくなってくると思う。さらにその成果がでてきたら…そう考えただけでも、明日から仕事をするのが楽しみにならないだろうか。

どうせ会社を辞めるなら、辞めてくれてよかったと言われるより、「お願いだから辞めないでくれ」と言われるような人を目指してみてはどうだろうか?