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たとえ雑用だとしても、頼まれるような人を目指そう!

会社では小さな仕事から大きな仕事まで、さまざまな仕事があると思います。雑用だって大切な仕事の一つです。それでも…。「どうして自分ばかりが雑用をしなければいけないのか」「こんなに忙しいのに雑用ばかりしている」そう思うときもあるでしょう。

特に、他にも若手はたくさんいるのに、なぜか自分にばかり雑用が回ってくる…。そんなときは、なんで自分ばかりが、と感じてしまってもおかしくありません。たかが雑用でも、嫌いな人には頼みたくないものなんですよ。

雑用はやりたくないのが本音ですよね

筆者も会社員だったころは、本当によく雑用を頼まれていました。後輩が入ってこなかったので、ずっと下っ端だったということも影響していたとは思いますが、それにしても同期もいるのになぜ?とずっと疑問に思っていました。

特に忙しい時期になると、雑用に時間を割いている場合ではなくなります。そんなことをしていたら、自分の仕事が終わらなくなってしまい、筆者のお客様に迷惑がかかるからです。

古い体質の会社だからか、お客様がいらしたときの対応は女性がやると決められていました。もちろんお茶出しもです。でも、仕事の忙しさを比べれば、女性社員にゆとりがあるわけではありません。女性社員が楽な仕事ばかりをしているわけでもありません。それって不公平なのでは?と思ったこともあります。

そんなときに言われた一言が、今でも筆者の原動力となっています。たまたま部長に言われた言葉なのですが「●●さんは、どんな仕事でもイヤな顔一つせず引き受けてくれるから、助かるよ」と。

この一言があったおかげで、どんな雑用でも引き受けられるようになったのです。筆者が雑用をすることで、周りの人の仕事が楽になっている、それを実感することができたのです。きっとみなさまも、雑用をすることによって、周りの人の仕事を手助けしているのです。そのことを決して忘れないでください。あなたが雑用を引き受けてくれなければ、みんなの仕事が回らなかったのですから。

あなたが頼みやすいからです

「雑用を頼まれるから、自分は嫌われている」そう考えるのなら、それは大間違いです。雑用を頼まれる人=嫌われている人だとはいえません。なぜなら、自分が雑用を頼む側になったと仮定してください。あなたなら、どんな人に頼みたいですか?

いくら雑用でも、イヤそうに引き受ける人には頼みたくないですよね。ましてや自分の嫌いな人に頼むくらいなら、自分でやった方が早いと思いませんか。周りの人だって同じです。どんなに些細な雑用でも、嫌いな人より好きな人に頼みたいものです。

いい加減に仕事をする人よりも、きちんとしている人に頼みたいものです。

あなたは、頼まれた人から好かれているのです。頼りにされているのです。あなただったら、快く引き受けてくれるだろう、そう思ってお願いしているのです。そりゃあ頼む側だって、雑用なんか頼んでしまって申し訳ない気持ちでいっぱいです。それでもあなたが笑顔で引き受けてくれたら…そんな嬉しいことはないですよね。雑用だからこそ、あなたを頼ってお願いしているのです。