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仕事の失敗を恐れているあなたへ。その失敗が意味あるものに変わる時

失敗するのは怖いですか?誰かに笑われるのは、すごく恥ずかしいですか?誰だって失敗は怖いものです。できれば笑われずに過ごしたいものです。でも、覚えておいてください。失敗の痛みは行動を起こさないと味わえません。同じように、成功の喜びも行動を起こさないと味わえません。

失敗ばかりでしたが…

筆者も入社したばかりは、いつも失敗ばかりで、先輩社員や上司に注意される日々を過ごしていました。電話にでれば、お客様の名前を聞き間違えることもしょっちゅう。要領が悪かったので、一つの仕事を終わらせるのに、人よりもはるかに時間がかかったり…

お客様の会社名とご担当者様の名前を間違えてしまうことが多かったので、筆者がメモを残すと、謎解きしてるみたいとよく言われていました。そのときは、失敗するのがいやで、できれば電話にでたくないし、もっと自分のペースで仕事をしたいと思っておりました。

そんな筆者でも、慣れてくれば仕事は早い!と認められるようになりました。しかし、飲み会の席では必ず筆者の失敗談を酒の肴にされ、みんなに笑われます。新しい人が入ってくると、必ず失敗談とともに紹介されます。

失敗談の話をされるのは、すごく恥ずかしいし、ましてや初対面の人なのに…と思っていました。(最近では慣れて、自分からしてしまいますが)しかし、その失敗があったおかげで、どんな人が相手でもリラックスして話せるようになりました。最初に自分自身の失敗談を話してしまうことで、それ以上の恥ずかしい経験はないので、そこで開き直ってしまう自分がいました。

ある一言がきっかけでした

失敗談を話されるのが恥ずかしくて、恥ずかしくてどうしようもなかった時に、中途で入ってきた方から言われたことがありました。「筆者の失敗を聞いて笑うと元気になる」と。それを聞いて思ったのです。筆者のどうしようもない失敗でも、人の役に立つことができるんだと。(役に立っているかはなんともいえないですけど)

その一言があったおかげで、失敗談を話すのが苦にならなくなってきました。誰かの失敗を聞くことで、知恵を与えられることに気づいたのです。もちろん、自分が失敗した経験から学ぶこともあります。しかし、筆者もいろんな人の失敗談を聞き、そこから学ぶことも多かったのです。

失敗と聞くと、なんだかあまりいいイメージはありません。

失敗したらどうしよう

失敗してみんなに笑われたらどうしよう

失敗したら…

いろんな失敗に対する怖れを感じます。あなたが失敗した経験は、絶対に無駄にはなりません。自分自身の学びにすることができるのはもちろんですが、誰かの学びにすることもできるのです。

笑いとして、元気を与えることができます。学びとして、知恵を与えることができます。それは、あなたが失敗をしたから与えることができるのです。失敗を恐れているだけでは、あなたは何も与えることができません。一歩を踏み出してみませんか?