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就活中の女子学生はストッキングの色を慎重に選ばないと損をする

女子学生は就職活動においてはスカートスーツを着用する機会が多いことでしょう。

説明会などはパンツスーツを着用するとしても、おそらく面接ではスカートを選択することが多いのではないでしょうか。

そのため、当然のことながらストッキングは就職活動の必需品となります。しかし、その色選びひとつで冴えない印象を与えているとしたら、どうしますか?

ストッキングの色は肌色

言うまでもありませんが、就職活動で着用するストッキングの色は肌色です。間違っても黒や白を選んではいけません。カラータイツは論外というより問題外でしょう。

ワンポイントの模様入りなども就職活動には向きません。

肌色と一口に言っても、実はとてもバリエーションがあります。白に近い肌色から茶に近い濃い色まで。また少し光沢のあるものからマットな質感までとメーカーによっても様々です。

自分の肌の色に近いところで……。と思って選んだつもりでも、はいてみると思ったより薄かった濃かったということはよくあります。

それでも、まあ、肌色だからいいや。そう思ってはいてしまうこともあるのではないでしょうか。

面接の時、面接担当者として座っていると、思いのほか女子学生の足が目に入ります。もちろん変な意味ではありません。

膝丈ぐらいのスカートをはいているので、腰掛けて足をそろえていると、スーツのダークな色との対比でその肌色がとても目立つのです。

意外と目立つストッキングの色の違い

白っぽくて光沢のあるストッキングをはいていると、かなり悪目立ちしますし、垢抜けない印象を受けることもしばしばです。

逆に濃すぎる色の場合はスカートの丈によっては妙に物慣れた感じがして、違和感が拭えません。俗な言い方をすれば「スレている」というところでしょうか。

自然に見えて足がきれいに見えるのは、自分の肌より少しだけ濃い肌色です。

少し日焼けした時の肌の色、といえばわかりやすいでしょうか。これだと膨張した印象にならず、また変に目立つこともなくスーツ姿に一番馴染むようです。

ストッキングを選ぶ注意点

就職活動中にはストッキングが一足で足りるということはまずありません。何足か必要になりますが、いきなり同じ色をまとめ買いすることはおすすめできません。

お買い得だと思ってまとめて買ったら似合わない色だった…などという事態になったとしたら、それはちっともお買い得ではないということです。

違う色、違うメーカーのものをいくつか試したうえで、これだという色を選ぶようにしましょう。それからまとめて買うのであれば、失敗がありません。

そのためにはストッキングをはき、リクルートスーツを着用したら、座った状態でもその色が合っているのか、合っていないのかを第三者に見てもらうとよいでしょう。

立ち姿はもちろんですが、同じぐらい座り姿も大事なのです。

たかがストッキングの色、などとあなどってはいけません。座っているその足にドン臭いイメージを持たれてしまえば、全体のイメージにもキレがないと感じさせてしまうことがあるからです。

就職活動は期間限定の勝負です。しかも、面接という場面はピンポイントで点を稼がねばならない、重要な一瞬なのです。

緊張のあまり上手に受け答えができなかったと後で悔やむこともあるでしょう。

しかし、そこは人間である以上、毎回うまくいくとは限りませんし、うまく話せなかったことが逆に新鮮なイメージを与える可能性だってあります。

しかしストッキングの色――などという瑣末なことは、事前にいくらでもベストを選択しておける部分なのです。

こういう細かい部分で手を抜いているようでは、面接でいくら武勇伝を語ったところで片手落ちにしかなりません。

小さなことでも面倒がらず、ていねいな色選びを心がけ、納得のいく就職活動に臨みましょう。