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サラリーマンの常識!あなたの信用は会社の名前の信用でもあるという事実

何年か会社で働いていると、少しずつお客様から信用してもらえるようになり、何かあったときに、すぐ相談を受けたりしませんか。お客様と面談中でも、仕事以外のプライベートの話をして盛り上がったり、一緒にご飯を食べに行ったり…。そうやってお客様との距離を少しずつ縮めていくと、自分が信用されていると思いがちですよね。

えっ?そうじゃないのか?そう思う人もいるでしょう。サラリーマンでいる内は、どんなにお客様と仲良くなったとしても、どんなに信用されていると感じていても、結局は会社の名前がなければ信用なんてされません。あなたが勤めている会社の名前があるからこそ、あなたという人間を受け入れてもらえているのです。そのことを忘れてはいけません。

仕事の引継ぎって不思議です

筆者が新入社員として入ったばかりのころ、先輩社員のお手伝いをしながら、少しずつ仕事を引き継いでいました。一緒に作業を進めていきつつ、慣れたころにお客様に担当が変わるということを伝えていました。恐らく、社会人経験を何年も積んでいれば、今度は新人が担当になることなんて容易に想像できます。そんなとき、あなたならどう思いますか。

普通に考えれば、新人に仕事が引き継がれるってだいぶ心配になりませんか。今まで通りスムーズに作業が進むのか、こちらに対していろんな角度から提案をしてもらえるか、細かい部分をしっかりフォローしてもらえるか、そういったことを考えると思います。しかし、だからといって新しく変わった担当者の全てを疑うなんてことはしないですよね。全く信用できないというわけではないですよね。

それってなぜだかわかりますか。あなたが今まで付き合ってきた会社の社員だからです。その会社との付き合いが長いから、その会社を信用しているのです。だからこそ、新人だって初めのころは仕事ぶりを心配されても、その人そのものを信用しない、なんてことはないのです。

会社の後ろ盾がなくなったら…

会社に勤めているからこそ、その会社の名前があなたを支えていてくれます。その会社の名前がなくなったことを考えたことがありますか。自分の名前だけでも、多くの人から信用してもらえると思いますか。

残念ながら、今の世の中では、あなたの名前だけで信用してもらうには、世の中に対して大きな影響を与えられなければいけません。なにかしらの結果をだしていなければ、あなたという人間は信用されません。今の会社の中での結果が、世の中の人たちに通じるわけではありません。

今はまだ、会社の後ろ盾があるから、あまり感じにくいと思います。実際に会社を辞めて、フリーで働くようになればわかります。自分の名前だけでは、信用がないということを。

あなたの会社で働いている人たちが、真面目に一生懸命働いた結果、今の会社の信用が成り立っているのです、あなたのせいで会社の信用がなくなった、そんなことにならないよう、気を引き締めて仕事に取り組みましょう。