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医療事務:pjr4774さんのお仕事体験談 【兵庫県K大学付属病院 勤務】

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アナタのお仕事の一日の流れは?

朝は8:00前までに卸に行き、朝礼に参加したり、MSと得意先の打ち合わせをします。10時前後までに、1件~3件の卸を訪問します。

その後一旦事務所に戻って、その日の得意先訪問の準備をします。

そして11時前後から得意先訪問をします。14時前後まで4件から7件を訪問します。

その後、昼食と少しの休憩をとって、16時前後から19時前後まで、得意先を訪問します。時間帯によっては、その後に卸へ行き、MSと打ち合わせをします。

それが終わったら事務所に戻って、報告書などの事務処理を行ない、早ければ21時過ぎに帰宅することになります。

月曜日の午前中は、主に会議があって、月に1日前後は、研修が入ります。

これが基本的な1日の流れになり、説明会や講演会、そして接待などが、入ってきます。

働く中で嬉しかった出来事や、やりがいを感じたポイント

この仕事をやってよかったことはたくさんありますが、患者さんたちとのコミュニケーションは,私たちにとっても安らぎのひとときです。仕事でいやなことがあったときに、患者さんから励まされることもよくありました。

患者さんとはいえ、人生の大先輩といえる方々はたくさんいらっしゃいますから、その点では、患者さんたちに支えてもらっていたように思います。

珍エピソードを1つご紹介します。私は貧血気味でたまに倒れたりすることがあります。ある日、仕事中にたまたま立ちっぱなしの仕事が続いていたときに、フラフラッとして倒れたことがありました。

もちろんその瞬間の意識はありませんが、すぐに仲間が私を担架で運んでくれ、すぐに点滴を打ってくれ、助かりました。職場が病院であったことですぐに処置をしてもらえてよかったです。

衝撃的だった事件や一番印象に残っている嫌な思い出

この仕事のいやなところというか、つらいことはあります。私の場合、外科病棟に勤務していましたので、重篤な患者さんもたくさんおられました。

そのため、つらかったことといえば、何と言っても、患者さんが亡くなったときです。特によくいろいろなお話をして仲良くなった患者さんが亡くなったときは、涙が止まりません。こればかりは仕事とはいえ、決して慣れることはありませんでした。

つい昨日まで元気にお話していたのに、翌日突然ということもしばしばでした。この仕事の一番つらく悲しい瞬間です。

あと、やはり女性の職場ですので、どうしても人間関係の面でいろいろと変に気を遣うことが多く、ストレスになることもありました。

私の場合は、先輩よりも後輩に気を遣うことが多かったです。年下で正規の医療事務員が入って来たときはとくにどう接してよいか迷いました。

これからその仕事に就く方へのアドバイスやメッセージ

この仕事には資格が存在しますが、持っていなくても仕事はできます。つまり排他的業務ではないのです。ただ、長期で医療事務に従事しようと思っておられる方は、取得されることをおすすめします。

私の場合は、派遣でしたし、それほど長く勤務する予定ではなかったので、やはりその点がモチベーションに少し欠けていたのかも知れません。一度だけ、同僚にすすめられて試験を受けたことがあったのですが、不合格になってしまいました。それ以来、試験は受けていません。

仕事自体は、資格を持っている人も持っていない人も全く同じです。私の経験から言わせていただきますと、医療事務の資格よりもパソコンが使えることの方が重要であると思います。特にExcelは絶対に使える方が重宝されます。というより使わなければ仕事になりませんので、できないと結局自分が苦労することになります。

医療事務の仕事は、こうした事務仕事がメインになりますが、時には患者さんたちとのふれあいも大切な時間です。特に私は病棟勤務でしたので、毎日同じ患者さんたちと長い時間触れ合うことも多かったです。

患者さんたちにしてみれば、ドクターに聞けない様々な悩みや、時には愚痴も聞いてあげました。ドクターは患者さんと真っ正面から対峙しますが、医療事務員はこうして側面から患者さんたちを間接的にサポートすることがあり、これも大切な役目だと思っています。