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仕事上でどうしても仲良くなれない相手との付き合い方のコツ

社会には自分とは異なる価値観を持った人は大勢います。学生の頃ならば、同じようなものが好きだったり、話が合う仲間とだけ接していればよかったかもしれません。しかし、会社に入ったらそうはいきません。

自分とは、全く違う考え方の人と仕事をしなければいけないときもあります。この人とは合わない、そう思う人が上司かもしれません。大切なお得意様かもしれません。

そういう相手と仲良くしようと努力しても、どうしても仲良くなれないときもあります。それならば… 仕事と割り切って付き合うのも、一つの手です。

誰にだって苦手な人はいます

筆者が会社員だったころは、他の部署の人で苦手な方がいました。どうしても、どうがんばっても仲良くすることができなかったのです。なぜならば…

その方は、思ったことをそのままストレートに発言する方でした。今まで筆者の周りにはそういうように、厳しい口調で思ったことをそのまま発言する人がいなかったので、初めて接する人に怖さを感じていました。(口調が少しきついだけで、イヤな人ではありません)

その方の話す口調に少しでも慣れようと、努力はしました。仕事以外の話をして、少しでも打ち解けようとしました。好きなことや趣味の話などから共通点をみつけようとしました。それでも、やはり仕事のときは厳しい口調になるので、どうしても仲良くすることができませんでした。どうしても、怖いという思いが先に感じてしまうのです。

みなさまも、会社の中に、どうしても合わないと感じる人がいると思います。なんとか仲良くなろうと、いろいろ努力をしてみたり、いい部分をみつけようとしたり…。きっかけを探してきたと思います。それでも、仲良くすることができない人はいるのです。

ダメなら割り切りましょう

筆者もいろいろ努力はしました。それでも、仲良くなることはできなかったので、仕事仲間として割り切って付き合うことにしました。

会社の人全員と仲良くしようと思っても、仲良くできない人だっています。それが悪いことではありません。気が合う、合わないは誰にでもあるのです。わざわざお互いイヤな思いをするのなら、仕事上の付き合いだと割り切ってしまった方が楽ではないでしょうか。

筆者自身も、どうしても仲良くなれない方とは、仕事だけの付き合いだから、と思うようにしました。そうしたことで、無理に話しかけたり仲良くしようとしなくなったので、楽に仕事を進められるようになりました。

だからといって、嫌いだ、という態度をとるわけではありません。お互いが適度な距離感で仕事を進めればいいのです。変に仲良くなろうとして気負うよりも、自分は自分、相手は相手と考えるだけですごく楽になります。

努力して仲良くしようとしていたころよりも、自然と話せるようにもなりました。仕事の相談もできるようになりました。ダメなときはダメと、その状況を受け入れることで、意外と楽になるかもしれませんよ。