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転職は、ハローワークの活用方法だけで有利に展開する!

ハローワークは、市町村に一ヶ所しかありません。平成の大合併によって市町村が広域化したため、アクセス不良のため頻繁に職探しに出かけられない人が増えています。そんなときに利用するアイテムは、転職情報誌や新聞の求人欄でしょう。

しかし、商業ベースの情報には、時に落とし穴が潜んでいます。そこで、上手に効率的にハローワークを活用することで転職を有利に進めることができるノウハウがあります。

どうしても転職を考えなければならない状況に陥ったとき、ふと手にするのが転職情報誌や新聞の求人欄ではないでしょうか。手軽に求人を探せる意味では、ハードな職場に勤めているサラリーマンにとってはありがたいアイテムといえるでしょう。

しかし、これらの求人情報は、会社側からのオファーによって巧妙に偽装された情報が載せられている可能性を否定できません。なぜなら、求人広告は商業ベースで作られた会社サイドの情報に過ぎないからです。

その証拠に、多くのブラック企業の求人欄は嘘にまみれています。完全週休2日制、高収入、ノルマなし、時間外手当の支給あり、高収入などがそれです。よくこれだけのデタラメを書き込めると思えるほどの美辞麗句で埋め尽くされています。

しかし、実際には、就職してからすべての情報がウソだったことに気づくわけです。その嘘の情報掲載を可能としている原因は、求人情報を掲載する新聞社や情報誌とブラック企業の癒着にあります。得意先の会社を悪く言う道理がないからです。

しかし、新聞や情報誌に掲載されている求人の全てが「悪」であるとは限りません。むしろ、その先に求められる行動は、裏付けをしっかり取ることにあります。転職先にアタリをつけたら、まずインターネットでの検索から始めます。もちろん、アタリをつけた会社がブラックなら当然候補から外すのは言うまでもありません。

次に進むには、公共機関であるハローワークでの情報収集をオススメします。企業が求人を出す場合、新聞や情報誌の他に、ハローワークへも求人を出している可能性が高いからです。ただ、ハローワークは、平日しか開いていません。会社に有給休暇をとって出かける必要があります。

もし、休暇を取れないような会社だったら思い切って仮病を使いましょう。診断書を求められる場合もあるので、適当に内科で受診して診断書を出してもらうことも考えます。病名は、慢性胃炎などにしてもらうと好都合です。せっかく万全の準備を整えてハローワークへ行くのですから、アタリをつけた会社の情報を相談窓口で調べ尽くしましょう。

窓口では、その会社の募集頻度やどんな人材を募集しているのかを聞き出すことができます。担当者が直接求人を聞いているケースもあるので、その会社についての印象を教えてもらえる可能性もあります。

もし、手応えを感じたのなら担当者を通じて該当する会社に問合せをしてもらいます。質問事項もあらかじめ用意しておきましょう。問題がなければ、面接日を決めて紹介状を出してもらいます。会社へ戻らなければならない場合は、診断書を渡して次回の受診日を面接日にぶつければ問題ありません。

転職しようと思うなら覚悟がいります。リスクを背負うわけですから、生半可な気持ちでは到底成功しません。情報収集は、多重的に徹底的にする必要があります。最終的にハローワークを活用するにしても、行き当たりばったりで紹介状を出してもらうだけでは好結果を期待でるわけがありません。その点を踏まえて上手にハローワークを利用しましょう。