ホールスタッフ:hanaさんのアルバイト体験談 【エルトリート 勤務】
オープニングから始業開始でした。9時から11時までの2時間は、店舗のそうじや、食材などの補充がメイン。前日の夜営業の引き継ぎ作業もありました。
お客様が入らない時間ですが、徹底的に床そうじや、テーブルそうじ、ソファそうじなどを行います。もちろん、トイレそうじ、窓磨きもやりました。
11時にオープンすると、ランチメニューがはじまり、お客様をご案内し、オーダーをとり、飲み物や食事を提供しました。お客様が帰ると、食器をさげてテーブルをふき、また別のお客様をご案内する、という感じでした。
ランチが終わると、アイドル期間となり、休憩をとることが多かったです。この時間に、ランチからディナーへの切り替えの準備をしました。
17時になり、ディナーメニューがはじまると、お酒の提供もあります。ディナーはまた、ランチとちがうメンバーや、サービスの仕方です。
24時にラストオーダーで、そのあとはクローズ時間となり、店舗内の簡単な掃除や片付けをして、終了です。
販売数を競うイベントがありました。例えば、夏はコロナビールの販売数だったり、イベント期間限定のメニューの販売数を、お客様に紹介します。
そのときに、お客様が注文してくれて、また「おいしかった」といってくれることが、とてもうれしかったです。販売数が店舗で一番になれたのもいい思い出です。
また、常連さんが増えたりして、気軽に話しかけてくれて、同じサービスをすると喜んでくれるのもやりがいがありました。忙しい時間に、お客様にストレスを与えることなく、待ち時間を少なくして食事をしていただけると、とてもやりがいがありました。
スタッフ同士も、同じ目標に向けて頑張るので、協力しあい、一生付き合うことのできる友達ができました。
店舗のホールスタッフとして、嫌だったことはあまりないのですが、困ったことはあります。メキシカン料理というお店だったので、外国人のお客様がかなり多くいらしていて、中にはほとんど日本語が通じないお客様もいました。
私は英語があまり得意ではなかったので、ありきたりな対応は英語でもできたのですが、メニューの説明だったり、気軽にコミュニケーションをとってくれる外国人のお客様と、気の利いた会話をすることができませんでした。
これは、もったいないことをしたな、と思いました。また、ベジタリアンのお客様も多く、特にインド系の方は、家族で集団で10名とかでいらっしゃるので、席の確保や、メニューの説明がうまくできずに、あまり上手なサービスをすることができませんでした。
飲食店の仕事は、自分がお客様の立場になることも多いため、とても勉強になりますし、身近なサービスの仕事だと思います。飲食店の仕事で覚えたことは、どんな仕事につくにあたっても、流用できると思います。
仕事としての基本を、私は飲食店の仕事で覚えました。今、飲食店の仕事を考えているかたは、つらいことがあってもがんばって乗り越えてください。
サービスの基本の笑顔と、元気な挨拶ができれば、問題ありません!