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転職したいが口癖なら、もう一度就活をする覚悟を決めましょう

「そろそろ転職しようかな…」そう思い始めてから、どれくらい期間が経ちましたか?「もう転職したい!」そう周りに宣言したのはいつですか?

あなたが最初に転職をしたいと思ったときのこと、今でも覚えていますか?それからどれくらいの年月が経ったのでしょうか。そして、どれくらい会社を探して実際に採用試験を受けたのでしょうか。

まさか…

まだ転職サイトにすら登録していない。何も行動に移していない。そんなことはないですよね?

決めるまでが長い人…

筆者が最初に前の会社を辞めたいと思ったのは、入社1年目の夏でした。一気に仕事量が増え、毎日終電…休憩もろくに取れず、そんな過酷な状況がイヤでイヤで、毎日泣きながら帰っていました。

そんな筆者を見かねて、両親や友達も、そんなにがんばらなくてもいいんじゃない?とよく心配していました。そして筆者自身も、来年の3月には辞めようかなという思いが芽生え始めていました。

しかし、年明け1月に先輩が一人辞めることになり、その分、仕事が回ってきたときにふと、ここで辞めたらみんなに負担掛けてしまうかな?という思いがよぎり、言い出せずに2年目に突入しました。仕事も覚え、余裕ができ始めたころ、再び辞めたいという思いが甦ってきました。

でも、ここで大きな問題がありました。辞めたいという思いはあっても、他に何がやりたいのか聞かれると、大してやりたいことがなかったのです。

本当に、ただただ辞めたい、それだけでした。そうしていつの間にか筆者も3年目に突入していました。そして、3年目になった途端、周りの先輩方が次々と辞めていったのです。

誰かが辞めてしまうと、そこでタイミングを見失ってしまい、結局辞められずに過ごしていました。転職サイトには登録していても、送られてくるメールを開いたことはありませんでした。

このまま終わるのはイヤでした

転職したいと思ってはいても、実際に行動に移せずママ…。そんな筆者に転機が訪れたのは、あの3月11日に起こった「東日本大震災」でした。もう死ぬかもしれない…

そんな思いがよぎったとき、このままではイヤだ!自分の好きなことを仕事にしていきたい!そんな思いが筆者を強く動かしました。前々から興味があった資格を取りたくて、仕事をしながら学校に通い、着々と準備を進めていきました。

仕事をしながら学校に通うというのは、想像以上にハードなものでした。それでもがんばれたのは、やはりこのまま終わりたくないという思いでした。無事に資格が取れたら、転職するんだ!そう自分に言い聞かせ、興味があった分野の業界についても調べ始めました。

みなさんも、本当に転職がしたい、好きなことを仕事にしたいと思うなら、いつまでも思っているだけではなく、行動に移しましょう。その業界について調べたり、今までの経験がどう活かせるかシミュレーションをしたり…

動いてみないことには、誰もあなたの転職をサポートなんてしてくれません。転職サイトに登録したり、採用試験を受けたり…そういったことが面倒だと感じるのなら、あなたはまだ、本当に転職がしたいわけではないのです。

自分の気持ちに素直になってみましょう。本当に転職がしたいのですか?